挑戦は50代がいい

今夜は皆既月食です。約3年ぶりだそうです。寒い夜ですが、少しずつ月が欠けていく様は、肉眼で見える天体ショーです。宇宙のロマンを感じてしまいますね。

 

現実の話に戻ります。何と、この冬初めてのインフルエンザに、保育園の園児が感染してしまいました。全国的に大流行ですので、様々なところで感染の機会があったでしょうから仕方ないことですが、感染が広まらないことを祈ります。

 

さて、今日は、漫画家の竹宮恵子さんの50代へのエールです。彼女は、2000年に京都精華大学に、日本初のマンガ学科が開設され、50歳で教授として招かれました。その後、マンガの地位向上に向けて原画を保存するための精密な複製を制作する事業などに尽力されました。

 

そして、64歳で学長に就任します。若い頃から、第一線の漫画家として活躍され、50歳で、新たな道を歩むことになります。

 

「第二の人生に向けて、それまでとは全く違う新しいことに挑戦するには、50歳代がいいと思います。気力、体力があって元気で、実績や経験も生かせる。培ってきた人脈もあるし、古い人脈を捨てて全く新しい世界に飛びこむ道も選べます。

 

新しいことには「10年かかる」と覚悟を固めて取り組むといいのではないでしょうか。一から始めた物事がちゃんと回るようになるまでには、それくらいかかるもの。豊かで気持ちの良い老後を送りたいじゃないですか。そのために、最初の10年を費やす。そんな気持ちで50歳代を過ごすといいと思います」

 

それぞれの50代があるでしょうが・・・まだまだやることがいっぱいある人生がいいですね。