雪国の子どもたちの冬遊び

卒園への準備が始まっています。卒園児7名は、等身大の自画像を作りました。頭のてっぺんからつま先まで、洋服も自らのデザインです。「アイドルになりたい!」という6歳女の子の洋服は、星などのイラストがデザインされた素敵なアイドルファッションに仕上がりました。

 

いつものように、画用紙に描く絵ではなく、模造紙での等身大ですので、子どもたちの集中力が凄いです。画家のようにクレヨンを塗りたくる姿は、なかなか様になっていました。卒園児の等身大のイラストは、保育園外の壁面に飾られます。

 

そして、在園児は、ピンクの絵の具で手形を取りました。これが、桜の花びらとなって、教室内の壁面に桜の大木が完成されます。1歳の園児たちも、手のひらをピンク色に染めて、ワイワイガヤガヤ・・・とても楽しそうです。

 

3月31日の卒園式に向けて、着々と準備が進んでいます。

 

さて、関東地方では、1月末に大雪が降り、子どもたちは屋上での雪遊びに夢中になりました。しばらく、雪が溶けなかったので、様々な遊びを子どもたちが考えて楽しんでいましたが、雪国の子どもたちの遊びは、もっと凄いのです。

 

雪国の保育園では雪が多いので、室内遊びが中心かと思いきや、とんでもないようです。午前も午後もずっと雪の中で遊ぶ園もあるようです。まずは、戦いごっこが半端ないです。凍らせた硬いタオルでバトルするそうです。

 

雪で作った家の中でのおままごとなどは、想像するだけで楽しくなりますね。また、色水のシロップをかけて、かき氷コレクションも盛り上がります。

 

そり遊びでは、子どもたちがコースを作ります。まるでオリンピックのボブスレーのようですね・・・大きい園児は、コースをどんどん難しくしていき、途中にジャンプ台を作ったりします。それを見る小さい園児は、「自分たちだって・・・」と、年上園児の応用がきいた遊びを真似するのです。

 

関東など、ふだん雪が降らないところでは、「雪合戦」「雪ダルマ作り」だけでも大満足ですが、雪遊びの楽しみ方は、もっとたくさんあるようです。

 

今度の冬は、さらに進化した、応用力のある「冬遊び」を子どもたちと楽しみたいと思っています。