棚田を走る

私の次女が、カレー屋(インド料理店)でアルバイトを始めました。高校時代から、カレーのとりこになり、色々なインド料理店で食べ歩きをしていました。一人で、平気で店巡りをするのです。

 

最近では、何種類もの香辛料を使って、自分でカレーを作っています。そして、大学生になったらカレー店でアルバイトをする・・・という目的を1つクリアというわけです。

 

こうなったら、「街で見かけるインド料理店には、必ずインド人らしき男性スタッフが厨房をまわしているので、女性が店主の、女性が入りやすいインド料理店を開業しなさい」と娘には言うのですが、どうやら、カレーがたくさん食べられるのが、アルバイトの大きな目的のようです。(笑)

 

そして、今日の体操教室では、「バク転」気分を子どもたちが味わいました。円柱型のクッションを使って、体操の先生が園児を支えながら、後ろへ回転します。気分は、バク転というわけです。

 

意外にも、運動神経がいい園児が恐怖を感じたり、「あの子が!?」という園児が、ニコニコで楽しんでいたり・・・体操教室のバリエーションは、山ほどあるようですが、今日もまた、新しいことに挑戦する子どもたちです。

 

さて、今日は棚田の話です。日本の狭い農地を利用し、斜面でも田んぼを確保しようと、段々に作り上げた、見た目にも美しい田んぼが棚田です。この棚田は、米作り以外に、生態系の維持や国土保全にも寄与するそうです。

 

現在、日本には、214ヶ所以上の棚田があり、そのうちの1/3では、農家でない人に棚田を理解してもらう取組みを行っているそうです。棚田のオーナー制度や、棚田を使ったイベントを行っています。

 

大河ドラマ「真田丸」で注目を集めた、長野県上田市では、軽トラックのオープンカーが、高低差60メートルの棚田のあぜ道を走り、「棚田アドベンチャーガイド」を行っているそうです。また、棚田でのキャンプや農業体験のイベントなど、なかなか体験できないことに、参加した子どもたちは夢中になるそうです。

 

日本の農業は、高齢化と後継者問題で、棚田を維持することが難しいところが増えています。何とか、日本の素晴らしい原風景の1つ「棚田」を守っていきたいですね。