獺祭 島耕作

明日の夏まつりを前に、子どもたちの「わくわく感」を様々な形で見ることができます。「お店屋さん」の自主練習に、「たぷたぷパンダ音頭」の曲を流すと、まるで条件反射のように子どもたちが踊り出します。

 

「夏まつりを楽しむ」という目標に対して、子どもたち個々に考えがあるようです。こうしたイベントを通じて、また、子どもたちの成長が見られるのです。

 

さて、『獺祭(だっさい)』という日本酒をご存知ですか。山口県岩国市にある旭酒造の超プレミアム日本酒です。酒米を最高2割3分まで磨いた究極の酒として、最近では、なかなか手に入らない日本酒の一つとなっていました。店の付加価値を高めるために、「獺祭あります!」の告知をする居酒屋さんもあります。

 

しかし、先日の西日本豪雨で旭酒造は被災します。「十分においしいが、『獺祭』としての品質基準には届かない」という出荷が困難な日本酒が大量に発生したそうです。

 

岩国市出身の漫画家・弘兼憲史さんの支援を受け「獺祭 島耕作」として、販売されるそうです。720ミリリットルの4合瓶で限定65万本。島耕作がグラスを傾けるイラストのラベルが貼られています。価格は1本1200円とのこと。

 

「旭酒造・・・やるな!」と思ったのは、1200円の価格の200円を義援金として被災自治体に寄付されるということです。65万本ですので、ざっと1億3千万円という金額になりますね。

 

自らの酒蔵が被災しながらも、それを逆手に取って、被災地支援と『獺祭』ブランドのアピールをやってのけたのです。私も「絶対買いたい!」と思いましたね。10日から販売だそうです。

 

ホワイトきゃんばすから、今年に入って、2家族が山口県にお引越しをしました。この『獺祭』の話題の中、「元気に頑張っているかな?」と思いを巡らせています。