がんばれ百貨店!狙いは若年層

台風が日本地図のまわりから姿を消したのはいいのですが、また猛暑が戻って来てしまいました。今日は、土曜日の少ない園児たちで、思いっきりプール遊びです。

 

そこで、感動シーンがありました。普段は、大プールには近寄らない園児たちが、自主的に泳ぎの練習を始めたのです。平日の大プールは、助走して飛び込みをしたり、泳ぎの練習をする卒園児や年長・年中園児が中心です。「まだ、この中ではできない」と避けていたものの、自分も練習したいと思っていたのでしょう。

 

今日は、小学生と寺子屋1番園児が、たらいを使った美容師シャンプーごっこ遊びに夢中になった時を狙って、空いた大プールで泳ぐちびっこ3人組です。「自分だって・・いつか」という気持ちだったのでしょう。補助なし自転車に乗る時と同じですね。

 

さて、今日は、百貨店の話です。昭和世代の私は、子どもの頃に、デパートの食堂でお子様ランチを食べたり、屋上にある小さな遊園地で遊んだ記憶を今でも鮮明に覚えています。

 

そんな、私のような「百貨店を愛する」世代が、今の百貨店の中心の購買層で、若い世代は、明らかに「百貨店離れ」が進んでいるのが現状です。少し古いデータですが、2014年の全国消費実態調査では、30歳未満の世帯が百貨店で支出した平均金額は5年前の2009年に比べて33%減ったそうです。

 

そこで、各百貨店は、若年層に対応したサービスを強化しているとのことです。

 

三越伊勢丹は、三越銀座店で女性用のドレスのレンタルサービスを始めたそうです。2泊3日で有名ブランド200商品を用意したそうです。「店頭を訪れることが少ない若い顧客層を獲得したい」という狙いが当たればいいですね。

 

大丸松坂屋百貨店も今月から、0歳児用の知育玩具のレンタルサービスを始めたそうです。子育て世代は、子どもの成長に合わせて都度おもちゃを購入することはしません。このレンタルサービスで、子育て世代の賢い消費者へのアピールにつなげるとのことです。

 

そごう・西武もそごう横浜店では、美容分野の売場をシャンプーの試用ができるなどの体験型サービスを強化し、20代の売上は、1割伸びたそうです。

 

百貨店にあまり詳しくない人・・・気がつきましたか・・・

「三越伊勢丹」「大丸松坂屋」「そごう西武」と、ここ10年ほどで、百貨店同士が合併して、厳しいサービス業の中で、生き残っていくために変わってきたのです。

 

デパートは、デパ地下だけでなく、楽しい場所がいっぱいあります。たまには、足を運んでみませんか。