ストレスと成長

昨日の雷雨はすさまじかったですね。久々にヒョウが降り、帰り車の中では、雷に泣き叫ぶ園児もあったようです。大人でも雷ゴロゴロは、いいものではありません。

 

まさに、子どもたちも、私たち大人も「ストレス」を感じた時間となりました。そして、今日の保育園での子どもたちを見ていても、仲良く遊ぶだけでなく、ケンカのストレスや一時預かりの園児などは、ママと別れるストレスを感じています。

 

しかし、このストレスを経験することが、成長へつながることは、誰もが実感しています。例えば、何かの発表を前に、緊張感を伴いつつ忙しい準備をした経験は、みな貴重なな思い出となっていますね。

 

また、「それまでのやり方」「当たり前だと思っていたやり方」が通用しない時、強い葛藤やストレスを感じつつも、仕事のやり方を変えたり、物の考え方を改めることで、厳しい局面を乗り切った経験をお持ちの方は多いはずです。

 

ここでは、苦労やストレスと引き換えに、成長がもたらされたのです。「若い時の苦労は買ってでもせよ」という言葉は、私たちの経験から納得できるものですね。

 

しかし、ストレスへの耐性には個人差があります。ストレス耐性の強い人は、高いストレスを乗り越えて成長へつながるのでしょうが、ストレス耐性が低い人にとっては、ただただ辛いだけで、成長にもつながらないばかりか、病気になってしまいますね。

 

子どもたちには、「自分の思い通りにならない経験」をすることで、非認知能力が高まり、大人になると必要な、生きる力になると、熱く語るおやじ園長ですが、個々のストレス耐性を見極めることは難しいですね。ここは、経験と勘に頼りっぱなしです。

 

数値化できたら・・・と、ネットで調べると「あなたのストレス診断は?」と10問に答えると、あなたのストレス度が分かるといったサイトが山ほどあります。

 

IQのような、世界基準のストレス耐性の数値化ができると、個々の対応が明確になってきますが・・・難しいところですね。