屋上で「科学の実験」

今日は、連休の最終日です。ようやく母の墓参りに行ってきました。普通なら、墓の草取りをしたり、墓石をきれいに掃除したりするのですが、まだ7月に建立したばかりですので、草もないし、墓石も黒光りしています。この状態を維持できるように、ちゃんと墓参りをしなければ・・・

 

彼岸花がきれいですね。曼珠沙華(まんじゅしゃげ)が、正式な花の名前ですが、お彼岸の季節に咲くので、彼岸花と言われています。赤い花だけでなく、白い花の彼岸花も荒川の土手などに咲いていました。

 

そして、今日は、中秋の名月です。さいたま市では、まん丸お月様をしっかりと見ることができました。最近は「月旅行」が話題になっていますが、団子でも食べながら、のんびりと満月を愛でる時間の方が、私には幸せですね。(笑)

 

さて、最近の屋上遊びで、子どもたちのブームになっているのは、「色水作り」です。朝顔は、ピンクに青、白の花が咲いています。色水作りの一番人気の花です。

 

「この白い朝顔は、白い色水になるのかな?」とある子が実験すると・・・残念なことに色がつかないことが分かりました。

 

「このキバナコスモス・・・色が濃いので、もう少し、レモンみたいな色にしたいな?」と考えた子は、水を少し入れて、薄めることで、色の変化を楽しんでいます。

 

花によって、色水にできない花もあり、子どもたちの実験は、どんどん加速していきます。ナスの花に注目をする子もいました。「この花が、ナスの実になるので、1つだけ」の約束です。朝顔ほどではありませんが、紫の色を付けます。

 

次のステップは、色水に臭いをつけることかもしれませんね。こうして、子どもたちの「科学の実験」が、理科室でなく、屋上の自然の中で行われていることが、うれしいです。子どもたちは、どんどん自分で考えていくようになっていきます。仮説を立てて、それを検証し、修正しながら、また新しい課題を発見する・・・子どもなりに、大いに学んでいるのです。