粋な居酒屋

昨夜は、高校時代からの仲間と、大宮の粋な居酒屋で飲んでいました。年に数回、旅をする仲間ですが、実は、私以外は居酒屋の前に、何と鉄道博物館を楽しんでいました。初めての「てっぱく」を満喫したようです。鉄道模型のジオラマコーナーでは、各回ごとに内容も走らせる列車も違うので、「素直に感動した!」とのコメントです。

 

リニュアルオープンしてから、土曜日のお楽しみタイムに保育園の子どもたちと「てっぱく」に行った時も、レトロな展示車両に大興奮の子どもたちだったのですが、この日も親子連れで賑わっていたそうです。

 

客層を分析すると、ファミリー以外では、鉄道マニアと呼ばれる一人での来客(女性もいます)に、今回目立ったのは、夫婦やカップルだそうです。会話を聞いていると、そんなに鉄道に詳しいわけでもないようで、「てっぱく」はデートスポットとしての位置付けを確立したようです。

 

そして、夜は、おやじ5人で、旨い日本酒を求めて、大宮駅東口から少し歩いた場所にある、粋な居酒屋に向かいます。おやじたちは、贅沢は嫌いますが、チェーン店には行きません。(笑)

 

多雲坊(たんぼ)という店は、昭和初期の古民家に少しだけ手を加えて、まるで映画「三丁目の夕日」の世界観です。昭和の匂いがプンプンの幸せな空間で、おやじたちは旅の話とこの店に集められた「日本酒」の話に浸るのです。

 

久々に、青森の田酒(でんしゅ)を飲んで、幸せ感がいっぱいになります。この店の先代の店主が、日本各地をバイクで旅をし、そこで描いた絵がさりげなく飾られています。昭和の小物もさりげなく置かれています。

 

料理は、大根の煮物がおいしかった。しっかり煮込んだ柔らかい逸品です。正月明けの連休は、日本海を旅することに決まりました。