チョコレートの誘惑

昨日は、3歳女の子が、祖母の家の近くの「埼玉県鴻巣の花火大会」に行くと、早めのお迎えです。そして、さいたま市でも、市政誕生15周年記念として、荒川で秋の花火大会が行われました。保育園が終わって、少しだけ秋の夜空を彩る大輪の花に感動しました。

 

花火大会と言えば、夏がメインですが、急な雷雨や台風の影響で、天候のリスクを抱えることになります。10月以降の秋の花火大会は、天候が安定しているので、寒さ対策さえしっかりと行えば、なかなかいいものですね。

 

さて、秋の夜長に、1粒のチョコレートをいかがですか?

 

実は、テレビドラマの影響で、国産ウイスキーにはまっています。サントリーでもニツカでもなく、埼玉県の秩父蒸溜所で生まれた「イチローズモルト」です。野球のイチロー選手とは関係ありません。秩父の気温の寒暖差や美味しい水など、ウイスキー作りに適した環境が、世界でも注目されるウイスキーの誕生につながったそうです。

 

先週、日本橋ぶらりで、三越で何とか「イチローズモルト」を1本買うことができ、私が前に勤務していたブランドのチョコレートを1粒食べて、ショットグラスで楽しみます。「イチローズモルト」は、水割りとかハイボールなどにはしません。ショットグラスで大人の時間をすごすのです。(1杯しか飲みません・・・本当です)

 

チョコレートと言えば、ベルギーを思い浮かべる人が多いかもしれません。バレンタインデー商戦では、あの「ゴディバ」には、日本のブランドで勝てるところはありません。私も、かつては「こんちくしょう!」と言いながら、打倒ゴディバで戦っていました。(笑)

 

ベルギーは、面積では九州よりも一回り小さい国ですが、チョコレートが生活に溶け込んでいます。食後のコーヒーのお供に・・・お酒と一緒に・・・そして、贈り物の定番です。

 

驚くことに、国民一人当たりのチョコレートの消費量は、年間9キロを超え、日本人の約4倍だそうです。これは、板チョコに換算すると、なんと180枚を超えます。ベルギーの人は、毎日板チョコ半分を食べていることになります。

 

首都ブリュッセルは、100店以上のチョコレートショップがひしめくチョコ激戦区だそうです。(行ったことはありませんが・・・)「ゴディバ」の他に、「ノイハウス」「ピエール マルコリーニ」「ヴィタメール」と、みなさんもよく知るブランドがたくさんあります。

 

各百貨店のスイーツ担当のカリスマバイヤーたちは、「日本初上陸」のブランドとの交渉に躍起になります。そして、今、10月の時点では、すでに来年2月のバレンタインの展開は決まっているのです。ベルギーに限らず、世界から「日本初」のブランドが、またやってくることになるのでしょう。

 

日本の和菓子でも、創業何百年も続いた老舗があるように、ベルギーのチョコレートの歴史も同じですね。

 

どうですか・・・秋の夜長に、美味しいチョコレートを一粒・・・