埼玉県に北欧ができた!?

埼玉県飯能市に、来年3月16日に、ムーミンバレーパークがオープンします。日本初の「ムーミン」のテーマパークです。保育園の年長園児と卒園児の小学生はサマーキャンプで、ムーミンの生活をモチーフにした「あけぼの子どもの森公園」に行って、すっかり「ムーミンの世界観」に魅せられました。

 

オープンしたら連れて行こうと思っています。今日は一足先に、ムーミンバレーパークの隣にできた、森と湖に囲まれた公園「メッツァ」に行ってきました。

 

メッツァとは、フィンランド語で、「森」という意味だそうです。宮沢湖に囲まれた森の中で北欧に流れているいうな、のんびりとした居心地の良い時間を提供するというコンセプトです。

 

埼玉県にあるので、埼玉が誇る「サイボクハム」や狭山茶などのスイーツショップも北欧ブランドと共存していますので、100%北欧というわけには行きませんが、十分に北欧時間を味わえますね。

 

特に、丸木のカヌーを使って、宮沢湖をのんびりと楽しむことは、最高の時間です。上野の不忍池のスワンボートもいいですが、湖面のカヌーをぼう~っと見ているだけでも幸せな時間になります。

 

また、ワークショップで、大人もずっと何かを学び続けたり、作り続けたりするのも、素敵なライフスタイルですね。

 

日本では、戦後の高度成長期に、お隣さんがカラーテレビを買えば、我が家も同じくテレビを買い、車を買えば、同じように車を買うというライフスタイルが続きました。モノがたくさんあれば、幸せと感じた時代です。

 

そんな日本人も、10年くらい前から、「モノからコトへ」と言うようになってきました。エコとかロハスとか、横文字ライフスタイルも今では定着しつつあります。

 

私は、フィンランドには行ったことはありませんが、小林聡美さんが主演した「かもめ食堂」の世界観は、まさに北欧を感じさせてくれます。たかが1杯のコーヒーを飲むことでも、自分スタイルがあるのです。

 

自分らしさに重きをおき、モノをたくさん揃えるのではなく、シンプルな生き方を大切にします。家具やソファなどは、上質の物を長く使うのが当たり前の素敵な生き方です。

 

私たち日本人は、北欧のライフスタイルをマネする必要はありません。しかし、日本人らしい、一人のヒトとして、自分らしい生き方で、しあわせを感じたいものですね。今日は、そんなことを考えながら、カヌーを眺めていました。