先輩風を吹かす

保育園に100円ショップで購入した、ホワイトボードとカラーペンを用意したところ、子どもたちのお絵描きに集中する姿が、多く見られるようになりました。寺子屋園児は、自分の道具箱で自由にお絵描きができるのですが、どうやら、ホワイトボードに書くという行為が、新鮮なようです。すぐに消して、新しい絵が描けるのも、いいようです。

 

さて、某保険会社のサラリーマン川柳は、その時代の世相を反映させた「なるほど!」という句が多いですね。

 

「飲み会に部下を誘って10連敗」どうですか・・・今どきの部下は、上司と飲み会に行こうものなら、先輩風を吹かされて、お酒がまずくなる・・・というところなのかもしれませんね。(笑)

 

そんな、職場の飲み会を嫌がる人が多い現状を変えようと、長野県軽井沢町のビール会社が、すごい扇風機を開発したそうです。その名も「先輩風壱号(せんぱいかぜいちごう)」だそうです。

 

扇風機に仕込まれた人工知能(AI)が、飲み会での会話に聞き耳を立て、ぬけぬけと先輩風を吹かせば、ビューと吹き付けるそうです。程度に応じて、強、中、弱の風を送るそうです。こんな装置がお酒の席にあれば、とても楽しいですね。

 

AIが約2000のキーワードに反応します。

 

「俺の若い頃は」「近頃の若者は」「甘い」「バブル」「昭和」などの言葉に反応するそうです。私もよく使う言葉です。(笑)

 

飲み会だけではありません。今年のサラリーマン川柳には、若い人とのコミュニケーション不足を嘆く作品が多かったようです。

 

「相談は上司先輩よりネット」

「ブログ見て部下の本音を家で知る」

「後輩が心開くのLINEだけ」

 

どうですか、今の世相をうまく表現していますね。あっぱれです。

 

しかし、本当のコミュニケーションは、「顔と顔を合わせて話しをすること」・・・これは、いくら時代が変わっても、同じと信じたいですね。