今年もありがとうございました・・・

今日が、平成最後の大晦日ですね。皆さんは、どうお過ごしですか。ゆっくりと、今年を振り返って・・・なんて余裕はないと思いますが、今年最後のブログでは、まじめに「子育て」のことを考えてみます。

 

4月に、保育園は平成30年度の新たなスタートを切ったばかりのタイミングで、母が亡くなりました。私が子どもの頃の母の子育てを思い出しています。昭和の高度成長の時代ですから、みんなと同じようにという気持ちも、母の中には当然あったのですが、私のすることを黙って見守っていることが多かったですね。

 

今思えば、半分は、親の考えで子育てのレールを引き、半分は、その時の子どもの成長によって決める・・・といったところです。

 

保育園ホワイトきゃんばすでは、子どもたちだけでなく、保護者の皆様にも「自分で考えて自分で答えを出せる人になるように」という、将来の姿を見据えての子育てを目指しているのですが、まだ小さい子どもにとっては、「自分で考えなさい!」とすべて丸投げにするわけにはいきません。

 

我が子のビジョンを親が描くことが必要です。もちろん、親のビジョンなどなくても、子どもは年を重ねますが、子育ての難しいところは、どこまで親がレールを引き、どこから子どもに考えさせるかの線引きです。このラインが、子ども一人一人違うということが、子育ての醍醐味なのかもしれません。

 

時代の流れと共に、子育ての姿は、少しずつ変わっていくのでしょうが、親がどうやって子どもに関わるかというところは、今も昔も、未来でも変わらないことです。

 

「子育て」と同時に、「親育ち」も一緒にやっていかないといけませんね。

 

さぁ~このお正月・・・ゆっくりと温泉につかりながらでも、一杯やりながらでも、子どもと遊びながらでも、親のあなたが、我が子をどうしたいのか・・・ビジョンを考えてみませんか。

 

親の思い通りに、子どもは成長しませんが、ビジョンなき子育ては、親のとしての責任放棄かもしれません。ぼんやりでもいいですよ・・・我が子の未来を想像してみましょう。

 

では、今年も多くの皆様に、このブログにお付き合いしていただきました。本当にありがとうございます。とても励みになっています。(笑)

 

素敵な年末年始の時間を過ごしてください。「なんもしない」でいいですが、考える時間を少しだけ作ってください。