短大の将来

卒園式まで、あと数日となり、年長園児たちは、かみしめるように屋上遊びを楽しんでいます。ここで過ごした思い出は、数えきれないほどありますが、子どもたちが、一番遊び長く過ごした場所です。

 

さて、今日は短期大学の話です。私の二人の娘は、何の迷いもなく、短期大学ではなく4年生の大学を選びました。勉強以外に、やりたいとがたくさんあったようで、2年では足りないというのが、大きな理由です。

 

私の学生時代は、女子は、四大よりも短大への進学者の方が多かったですね。平成5年ぐらいがピークで、その後は、急激に入学者が減り続け、今では、ピークの5分の1にまでになっているそうです。短大の7割が定員割れと言われています。

 

もちろん、少子化の影響もありますが、女子の四大への入学者数は、まだ増えているようで、短大を取り巻く状況は、とても厳しいようです。

 

 しかし、ピンチの中にチャンスありです。青森県の短大で、外国人の介護福祉士を養成する取組みが始まっているそうです。短大は、四大と比べると地方に分散しているので、地域課題の解決を担うセンターとしての機能も期待されています。

 

また、大人になってからも学びたい人が増えてきていますね。住民の生涯学習に貢献するのも一つの考えです。

 

少子化の影響を受ける18歳人口を奪い合うのではなく、時代の要請に応じて「変身」することも、これからの短大が求められる姿かもしれません。