新人の育成

保育園ホワイトきゃんばすのあるショッピングセンターの4階に、学童があります。近隣の小学生が集っていますが、春休みや夏休みなど、小学校がお休みの時は、朝から小学生が登校します。

 

そこで、午前中の屋上遊びの時間で、交流を図ることにしました。今日から、小学生が、屋上にやって来て、ホワイトきゃんばすの園児と遊びます。ここで、新たな子どもたちのコミュニケーションが広がればと思っています。

 

さて、各企業などでは、昨日から新人社員がやってきました。私の経験では、新人からは、「若さや元気」「挨拶などの礼儀正しさ」をエキスに、「俺も初心に戻ってがんばろう!」という気持ちにはなりましたが、仕事の能力については、全くあてにしませんでした。これは、当り前の話でしょうが、それ故に、丁寧に仕事を教えました。

 

新入社員が、物足りなかったり、甘さを感じても「昔は違った」「自分たちの時代は」と言ってしまっては、指導法としては、NGです。

 

昭和から平成に入った頃は、根性や気合で組織がまとまっていたかもしれません。組織が進むべき方向は明確だったかもしれませんが、自由に考えながら人々がコミュニケーションをしていたかというと疑わしく、組織に隷属しているだけだったのかもしれませんね。

 

現代の若者たちは、共通の価値観を抱き、進むべき方向性を共有しにくいのが、現実なのかもしれません。

 

LINEなどで、仲間と緊密に効率的につながった経験を持つ若者は、本来のコミュニケーションについては、粗雑で安易になっているかもしれません。何事も便利な時代には、それなりの落とし穴があるものです。

 

ここは、ベタですが、新人の育成について、「対話をしていますか?」「コミュニケーションは、丁寧におこなっていますか?」の基本を確認するべきですね。「令和」の時代は、人と人とが、きちんと向き合う時代にしたいものです。