自分たちでも変えられる

今日は、屋上遊びの途中で雨が降ってきました。冷たい雨ではなく、少し気持ちがいい雨です。ファームも土が乾いていたので、恵みの雨です。子どもたちは、まだ遊び足りないようでしたが、天気には従うしかありません。

 

さて、今日は、ある中学校の生徒会での話です。

 

一部の生徒たちから制服の廃止を求める案が提出されました。生徒会の見解は、制服維持です。生徒間の溝をどう埋めるか・・・そこで、生徒会担当の先生のアドバイスがありました。

 

「自分たちで決められることは、たくさんある。それをするのが生徒会の仕事だよ」と言われます。

 

そこで、その中学校は、制服を廃止するか続けるかをテーマに、文化祭で討論会を開くことになったそうです。成績優秀で校内でも知られる男子生徒が、私服派となります。こうなると、生徒の多くが私服の導入を求める雰囲気になっていったそうです。

 

そこで、生徒会側が「私服を認めると、中学生にふさわしくない格好とのラインが引けなくなると、冷静に本質的な事を主張します」

 

結局、多くの生徒がその話に賛同し、制服のデザインを変えることで問題は決着しました。普通は、制服の問題などは、生徒が介入できる余地もなく学校側で決める内容ですが、こうして、生徒に決めさせる学校風土も評価できますね。

 

生徒会に関わった生徒たちは、「自分たちでも学校の規則を変えられることができるんだ」と、自立した考えを持つことの大切さを学んだそうです。

 

保育園の子どもたちも、「どうせできないから・・・」ではなく、「自分たちで変えられるんだ!」という気持ちを持った、若者になって欲しいですね。