ゲーム障害

保育園のイモリの水槽に小さなカエルが4匹・・・それが、仲良く暮らしています。カエルの背中にイモリが乗って、何やら会話をしているようなシーンもありました。同じ両生類同士、ウマが合うのかもしれません。

 

さて、5月に世界保健機関(WHO)が、「ゲーム障害」を正式に病気として認定したのをご存知ですか。今の若者や子どもたちの間で問題になっている、ゲーム依存が、正式に病気という位置付けとなったのです。

 

『飽きるまでやらせたらどうですか?そのうち飽きますよ』と、ある小学校の担任は、ゲーム依存で不登校の小6の児童の母親の相談に答えます。母親は、その通りに朝の8時から夜の10時まで、食事以外はゲーム漬け。それが、夏の終わりには、夜10時までも守られず、朝までゲームを続けるようになったそうです。

 

母親は、「間違ったアドバイスをした担任が許せない」と怒ってるそうですが、ゲーム依存は、保護者の責任です。担任を逆恨みしても仕方ありません。

 

担任の子ども時代は、確かに「そのうち飽きる」時代だったのでしょう。私が子どもの頃の昭和時代は、「人生ゲーム」「野球盤」などのボードゲームが全盛でした。長くても1時間くらいで終りました。集まって遊ぶゲームですので、おうちに帰る時には、ゲームオーバーです。

 

平成のゲームは、「スーパーマリオ」「ファイナルファンタジー」などが浮かびますが、これも、ステージをクリアしたらおしまいです。基本的には、子どもがゲーム機相手に一人で対戦していたので、どれだけ夢中になっても、いつかは飽きます。

 

そして、令和の時代です。令和時代のゲームが子どもたちの心をつかんで離さない理由は、対戦相手はネット上ですが人間だということです。相手が人間なので、相手の技量がどんどん上がっていくので「負けられない!」となるのです。また、一人で孤独にゲームではなく、4~5人が協力するので、自分が強くなると、ネット上ですが、仲間に認められるのです。

 

塾や習い事で忙しくても、オンライン参加なので、自分のライフスタイルの中で、参加できることも魅力です。

 

さぁ~どうしますか?令和時代の「ゲーム障害」に、自分の子どもが陥らないように、親は自分で考えないといけませんね。