DNA検査

サマーキャンプで、紙すき経験を子どもたちが行いました。ミニタペストリーを2枚ずつ真剣な表情で取り組んだ作品が、本日保育園に送られてきました。子どもたちのうれしそうな顔が、とても印象的です。

 

細川紙のタペストリーを見ながら、また、子どもたちは、ママやパパにサマーキャンプの話の続きを延々としているに違いありません。今回のサマーキャンプでは、子どもたちは、あまりにも多くの経験をしたので、まだまだそのすべてを親に話しきれていないのでしょう。(笑)

 

さて、今日は、DNA検査がどんどん進んでいるという話です。あのヤンキースの田中投手が、DNA検査キットのCMに出ているので、少しずつ、私たちにとっても身近な存在になっているのかな?くらいに思っていました。

 

刑事もののドラマでは、「DNA鑑定の結果、容疑者のものと現場の○○が一致しました」というセリフは日常茶飯事なので、現代科学の進歩を象徴するのがDNA検査という認識は誰もが持っていますね。

 

それが今では、DNA検査で、結婚相手としての適否を見分けることができるといいます。DNA検査を人事配置に活かしている企業も公表はしていませんがあるようです。また、お隣の中国での幼児教育は、「スタートラインで負けるな」が合言葉で、音楽や絵画の才能を見つけて「遠回りしない」教育をさせるために、DNA検査が行われるそうです。

 

つまり、以前のDNA検査は、遺伝病の検査やがん治療などの目的で医療機関が行うものでしたが、ここ数年で、医療行為として行わない「消費者向け」検査が流行しているそうです。そこで、「結婚相手」「企業人事」「子どもの教育」と病気とは全く関係ない内容となるのです。

 

何だか怖い話ですね。パートナーを探すのに、占いよりは当たる確率が高いのかもしれませんが、どこまで信ぴょう性が高いのかは、私のような古い人間は、疑いたくなりますね。

 

ある専門家は、「確率の低い天気予報みたいなものだと考えたほうがいい。天気予報を見て傘を持って行くかどうかを決めるのは自分。DNA検査の結果を見てどう行動するかも、自分の責任です」と言います。

 

DNA検査についての考えは、人それぞれでしょうが、私は、自分の直感というDNAを信じて前に進むとします。あぁ~DNA検査のスピードには、私などはついていけませんね。(笑)