中学生が自分で考える地球環境

地球環境を考えての取組みは、もう数年前から、世界のあらゆる国や地域や人々で行われていますが、昨日の夏まつりを考えると、「地球環境を考えた夏まつり」とはなっていません。

 

あえて言えば、カレーライスの紙皿と麦茶のコップは、漂白していないものを使用しているくらいです。カレーのスプーンもかきごおりのスプーンストローも、プラスティック製品です。いつかは、子どもたちに地球環境を考えてもらう機会を作りたいものです。

 

先日、スターバックスコーヒーが、プラストローを廃止することや、ユニクロがビニール袋をなくし、すべて紙袋に変更するなどの取組みが発表がされましたが、企業がうたう地球環境は、どうしても、会社アピールのツールとして・・・と、私のようなひねくれ者は、うがった見方をしてしまいます。(笑)

 

ということで、今日は、プラクチック製のストローを削減する運動に、学校からの協力が始まっているという話です。

 

東京都多摩市にある青陵中学校では、生徒会が中心となり、学校給食で提供される紙パックの牛乳をストローなしで飲む生徒が増え、1200本以上が集まったそうです。集めた未使用ストローは、生徒会が今後、利用方法を考えるとのこと。子どもたちが、自分で考えるのがミソです。

 

この中学校では、今後、ペットボトル、レジ袋、ビニール傘の使用削減にも取り組んでいくそうです。水筒、エコバッグを持参し、リサイクル・リユースにむいた傘の利用などを進めています。

 

プラスティックやビニールが、下水道→河川→海と流れ、それを魚などが食べる。そして、最後は、その魚を人間が食べる。しかし、数字的データを示すことがなかなか難しいこともあり、私たちには、「地球環境を守る」ことは理解できても、実態がピンとこないのも事実です。

 

次世代の子どもたちには、より具体的に、「地球環境を守る」重要性を教えていきたいですね。