夏休みに英語の指導講習

今日からお盆休みが終わり、保育がスタートしました。屋上のプール遊びでは、ファームで収穫したスイカを氷で冷やして食べます。おいしい熱中症対策です。(笑)

 

そして、保育園では、クサガメとミドリガメの子ガメを1匹ずつ飼い始めました。子ガメが採集できたので、別々の水槽で飼うことにしました。2つの水槽を並べると、クサガメとミドリガメの違いがよく観察できます。3歳の女の子が、水槽に額をつけて、じっとカメを見つめています。

 

子どもたちの観察が進んだところで、屋上のカメ池に放ちます。広い、自然に近い環境でのびのびと生活してもらいます。

 

さて、すでに小学校での英語教育は進んでいますが、来年度から正式に教科化されます。この夏休みは、小学校教員向けの英語指導講習が各地で行われているそうです。中学や高校の英語教員でさえ、英会話が得意で外国人とペラペラ会話ができる教員は半分もいません。小学校教員は、自身の英語力に不安を抱えながらも効果的な指導法を模索しているのです。

 

2020年度から5、6年生の英語が、歌やゲームなどで英語に親しむ「外国語活動」から、成績評価のある教科となるのです。国語や算数と同じです。授業時間数は年70コマになり、週2回は英語の授業がある計算です。

 

ある研修担当者は、「英語が苦手な教員もいるが、教員の英語力よりもやる気が、英語に積極的に向かう子どもたちを育てることにつながる。学校現場での教員向けの研修を通じて、教員一人一人の意識を変えたい」「小学校の先生は完璧を目指すが、子どもと一緒に英語を学ぶ姿勢が必要だ」と言います。

 

私の時代は、中学生になってから「ディス イズ ザ ペン」と、英語の教科書を初めて開きました。英単語や文法を覚える事が中心だった記憶があります。

 

もちろん、小学生相手だからといって、いい加減な英語を教えることはできませんが、「英語が楽しい」と子どもが感じる授業がいい・・・と理屈ではわかります。しかし、先生方には、肩の力を抜いて取り組んでもらいたいですね。

 

「小学校の英語が強化になるので、英会話スクールに通わせないといけない・・・」という流れだけは、起きてほしくないですね。