職場復帰のママたち

保育園のプールは、残暑が続く予報も出ているので、来週9月5日(木)まで延長しますが、保護者ボランティアは、今日で終了です。のべ12人のママやパパに、子どもたちと一緒に遊んでいただきました。ありがたいですね。

 

今日のボランティアママも、最後とばかりに、子どもたちからの水攻撃を受けていました。でも、自分の子ども以外の園児たちとさらに深い関係を築くことができたと、心から楽しんでいただきました。うれしい話です。

 

さて、今日も来年4月からの新入園児の見学がありました。今週は、毎日予約が入っています。まだ8月ですが、半年以上先の職場復帰に向けて、育児休暇中のママが動き始めています。

 

「久しぶりの職場復帰だ!バリバリ働くぞ~」と頑張りすぎるママは、たいがい、失速します。また、一人で何でもしようとするママも心身ともに折れてしまいます。今まで、そんなママをたくさん見てきました。

 

本日見学に来たママにも、会社に時短制度があるなら、まずは、無理しない勤務ローテーションでスタートさせることをアドバイスします。

 

まずは、保育園に通う子ども対策です。これは、大変重要です。保育園ではならし保育がありますが、ならし保育だけで泣かない子にはなりません。普段から、地域の活動に参加して、親以外の大人や初めて出会う他の子に慣れることもいいですね。

 

子どもを育てるのは母親だけじゃないんだ!と訴えても、現実には、ママが何もしなければ周りは動いてくれません。一番身近な夫や両親などに協力してもらう体制を早めに整えるのです。保育園生活がスタートしてからでは、遅いのです。

 

そして、仕事をするママ自身の対策です。「家族や子どもに負担をかけて申し訳ない」という気持ちは、どこかに捨ててください。子どもは、ママと二人きりでいるよりは、集団生活の中で大きく成長するのが現実です。むしろ、子どもは「前向きに頑張って仕事をしているママ」を誇りに思っています。そんな姿を見せる事で、働くことの大切さがわかる子に育っていくのです。

 

子どもたちが、やがて大人になって社会に出て、働くことはとても大切なことであると、親は我が子に教えなければなりません。家族を守り・・・税金を納めて社会に貢献する・・・その意識が子どもに芽生えるのです。

 

これからの時代は、働くママたちにとっては、多様な働き方が選択できる時代になっていきます。もちろん、自分で選択するのです。そのためには、家族を含めた自分の将来の展望を描くことが大切ですね。

 

もちろん、計画通りにいかないのが人生ですが、ノーアイデアでは、楽しい人生にはなりませんね。