観光教育

今日も残暑が厳しかったですが、西文ひろばグランドで、運動会の練習をしました。グランド1周のラインを引いて、紅白対抗リレーもやりました。紅白のチーム分けはこれからですが、最後のリレーで、紅白のアンカーに同時にバトンが渡るように、練習の中で決めていきます。

 

まだ、最初の練習だというのに、大いに盛り上がります。当然、個人のスキルが問われますが、チームのために勝利するということが大切であることを、子どもたちは、ちゃんと分かっているのです。

 

さて、海外の生徒が、教育の一環で日本の高校を訪れるケースが、増えているそうです。東日本大震災で一時減少しましたが、2017年度には、約4万人に達し、過去最高を記録したそうです。

 

この夏、米国の高校生20人が、大阪府夕陽丘高校を訪れました。「日本文化を体験したい」という要望で、音楽科の生徒40人と、琴や三味線の演奏体験をしたそうです。夕陽丘高校の生徒も、身振り手振りの英語で、弾き方をわかりやすく説明し、三味線が猫の皮でできていることも英語で伝えられたと、大満足の生徒たちだったそうです。

 

同高は、米国や韓国、台湾などの高校生を毎年2、3回受け入れており、「同年代で互いに相手を知りたい気持ちが強い。短時間でも交流ができ、世界に視野を広げることにもなる」と校長は語ります。

 

「違いを知ろう!理解しよう!」を実践するには、異文化を持つ同世代との交流は、教育効果が大きいですね。未来を担う若者には、異文化理解やコミュニケーションの力を持った人材が必要になります。

 

2020東京オリンピック以降、ますます、日本を訪れる外国人が増えていきます。子どもたちが生きた英語や異文化に直接触れ合う機会がどんどん増えることで、より、お互いの違いを理解した上でのコミュニケーション力が問われます。若者への期待は膨らむばかりですね。