今いけてる子はフェミニスト

今日の寺子屋は、運動会のポスターにする絵を描きました。練習が本格的になってきたので、子どもたちの運動会のイメージも膨らんでいます。

 

組体操の絵は、二人組三人組と、なかなかリアルに描かれています。紅白対抗リレーは、空の上からグランドを見ているようなダイナミックな絵が特徴です。サーキットレースでは、タイヤを転がす姿が上手に表現されていました。

 

子どもたちの傑作の中から10枚を選び、運動会のポスターとして、西文ひろばや保育園の壁面に掲示します。子どもたちの運動会への思いが、大きくなっていきます。

 

さて、ここ数年、「フェミニスト」を名乗る若い女性が増えているそうです。フェミニズムが「クール」なものとしてポジティブに捉えられているのです。

 

フェミニズムの定義はいろいろあるのでしょうが、シンプルに「性差別のない社会を実現するための考え方や活動」とします。一昔前は、フェミニズムの主張に賛同する時に、「この主張には賛成するけど、私はフェミニストではない・・・フェミニストと思われるのは嫌だ」と考える人がありました。

 

あの「ハリーポッター」シリーズのハーマイオニー役で知られるイギリスの俳優、エマ・ワトソンさんは、国連本部の壇上に立ち、自分はフェミニストであることを語りました。この発言を機に、日本でもファッション雑誌でフェミニズム特集が組まれるようになりました。

 

そして、昨年8月に、東京医科大学の女子に対する不正入試が発覚すると、日本の女性差別がここまで根深く、学問という一番平等でなければならない場所で行われていたことが、大きな問題になりました。

 

今日は、フェミニズムの定義を議論するのではありませんが・・・(笑)

 

保育園のお客様のメインは、働くママです。そして、お客様であるママと話すことは、日常茶飯事です。私は、「自分はフェミニストだ!」なんて言ったこともありませんが、たぶん、他の男性と比べると「女性とか男性とか・・・そんなの関係ない」という考えが強いかもしれません。

 

「今いけてる子はフェミニスト」という記事に、思わず目がとまってしまった私ですが、「性の平等なんて当たり前よ・・・そんな、熱く議論するのはもう過去の話よ」なんて、クールに捉えることができる女性が、「いけてる子」なのかもしれませんね。う~ん・・難しいですね。