「足し算」ではなく「かけ算」の人生

今日は金曜日で、寺子屋の園児は体操教室です。ここのところ、毎日のように運動会の練習が続いているので、体操教室で、子どもたちは息抜きです。(笑)

 

さて、仕事について今日は考えてみます。

 

同じ組織や職種で肩書や役職を積み上げていくことを「足し算の人生」とするならば、働きながら新たに学び、スキルや経験を掛け合わせて人生を創るのは「かけ算の人生」と言えます。もちろん、どちらがいいとか悪いとかの話ではなく、どちらの人生を自分で選択するかの話です。

 

リスクを考えると、足し算の人生の方が、安定しているかもしれませんね。かけ算の人生は、とてもかっこよく聞こえますが、そんなに簡単にはいかないような気もします。

 

しかし、今は、社会人の学び直しが多くなっているそうです。18歳以下の若者人口が減少するなか、専門学校は積極的に社会人を受け入れるようになっています。社会人をターゲットにしたコースを設定する専門学校もあるそうです。

 

「こちらは六文銭になります。故人様の三途の川の渡し賃です」と、これは、葬儀の運営や作法などを学ぶ実習のひとコマだそうです。

 

探偵の専門学校は「独立して稼げるかどうかは人によりますが、人の悩みはなくならない。景気に左右されにくく、根強い需要のある職業です」と校長が話します。探偵への依頼で最も多いのは、浮気や結婚前の素行調査だそうです。

 

「鍵の学校ロックマスター養成学校」も人気だそうです。一般的な住宅の鍵なら1、2分で開けることができるそうで、それで料金相場は1万円以上。腕次第で稼げる仕事なのです。

 

アニメや映画の専門学校や、動物の専門学校には、若い時の夢を求め、年を重ねても、どうしてもトライしたいという気持ちは、よくわかりますね。

 

みなさん・・・今の仕事は、就職してずっと続けている仕事ですか?それとも、何度目ですか?

 

社会人の学び直しは、自らの人生の可能性を鍛え、自分の適性や適職を見つけることにつながります。たまには、自分の仕事人生をゆっくりと考えるのはいかがですか。