夕焼けはなぜ赤い?

運動会の練習も今日を入れてあと2回です。紅白対抗リレーで、バトンを受け取った5歳男の子・・・ふだんは、闘争心をむき出しにするタイプではありません。しかし、今日は、5メートル先を行く園児を「よし!俺が抜いてやる!」と言わんばかりの鋭いイイ顔をしていました。

 

組体操は、裸足で行います。半ズボンですので、小石で痛いはずなのに、子どもたちは弱音の一言もなく、完成度を上げています。土曜日の天気予報が雨ですが、予備日の日曜日は、確実に晴れるので、子どもたちの、練習の成果をしっかりと受け止めたいと思っています。

 

さて、8月の夏まつり・・・屋上からは、素晴らしい夕日が子どもたちをオレンジ色に染めていました。

 

ここで問題です。「夕焼けはなぜ赤いのでしょうか?」

 

私も知りませんでした。まず、空の色は太陽の光がもとになっていることをおさえます。

 

光は、波のようにうねって伝わります。波のうねりの高い点から次の高い点までの長さを「波長」といいます。この波長が光の色を決めているそうです。私たち人間の目に見える光は、虹のように7色あり、青系の色は波長が短い。緑色、黄色の順に長くなり、赤系の色が最も長いのです。

 

太陽の光は、大気中を通り抜ける際、分子にぶつかって飛び散るそうで、波長が短い光ほど分子にぶつかりやすく、長いとぶつかりにくいので、赤系の色は、青系の色に比べて遠くまで届きます。

 

昼間、太陽は私たちの真上にありますが、夕方は地平線に沈みます。昼間に比べて夕方は太陽から私たちまでの距離が長いのです。よって、青色の光は、夕方だと途中で分子にぶつかって散乱してしまい、届きませんが、赤系の光は夕方でも届くので、夕日は赤く見えるのです。

 

どうですか・・・子どもに偉そうにうんちくを語れそうですか。

 

ちなみに「夕焼けの翌日は晴れ・・・」という言い伝えは、夕焼けがきれいな日は、西の空が晴れていて、天気は西から変わるので、西が晴れているなら、翌日は晴れる可能性が高い・・・ということだそうです。

 

これも、子ども相手のうんちくに追加してください。(笑)