東京のバスガール

あと3回寝たら、ハロウイーンパレードだと、子どもたちは、10月31日のパレードを楽しみにしています。仮装してファッションを楽しむことと、お菓子をたくさんもらえることの2つも楽しみがあるので・・・子どもは正直ですね。(笑)

 

さて、「東京のバスガール」という曲をご存知ですか。私が生まれるずっと前の昭和32年の流行ソングです。バスガールのモデルは、はとバスのガイド嬢だそうです。

 

昨日は、前に勤めていた会社のOB会で、秋の親睦旅行を楽しみました。旅行といっても日帰りで、何十年ぶりに、はとバスに乗りました。きちんとした統計があるわけではありませんが、はとバスに乗る人の大半は、東京観光に来た人たちです。

 

今回のツアーは、日の出桟橋から隅田川を水上バスに乗り、浅草へ・・・そこで、自由散策という、東京観光の鉄板コースです。水上バスも浅草も何度も行ったことがあるので、興味は、バスガールがどんなガイドをするか・・・です。

 

バスガールと言いましたが、今年、はとバスは二人の男性ガイドを採用したそうです。ただ座っているだけの感がある添乗員には男性が多いですが、バスガイドと言えば、女性が・・・というイメージが強い仕事です。しかし、男の仕事、女の仕事という概念を持つことは、今の時代では意味がないですね。

 

さて、乗車したはとバスは、2階の展望車から東京の町を見下ろしたり、見上げます。しかし、私たちの前には、バスガイドがいません。ガイドは、1階で話し、スピーカーからその声がするだけです。

 

ひねくれ者の私は、「これじゃ・・・あんちょこのメモを読んでいるだけじゃないの?」と疑います。はとバスのガイドを夢見て、全国から人材が集まり、しっかりとした研修を行っていると聞いていたので、「そりゃぁないでしょ」と少しがっかりです。

 

水上バスの中で、何人かのはとバスのガイドが集まっていたので、意地悪な質問をしました。「客の前で話してないから、あんちょこを読んでるんやないの?」すると、ガイドたちは、全否定です。もちろん怒っていません。(笑)

 

しかし、まだ納得できません。すると、両国国技館のガイドを聞いてようやく納得できました。「この両国国技館では、相撲の大会が行われます。力士同士の試合が繰り広げられます」と・・・

 

わかりましたか・・・あんちょこだったら、相撲の大会とか試合という言葉は使いませんね。○○場所に取組みと言います。ガイドはあまり相撲に興味がないのかもしれませんが、あんちょこ説は、これで白です。

 

そして、終点の東京駅に着く直前に、やっと「東京のバスガール」を聞くことができました。

 

♬若い希望も 恋もある

 ビルの街から 山の手へ

 紺の制服 身につけて

 私は 東京のバスガール

 「発車オーライ」

 明るく明るく走るのよ♪

 

ということで、1番だけ歌ってくれました。この歌・・・知っていますか?