幼児のアクティブラーニング

今日の園長の課外授業は、「西区ふれあいまつり」です。保育園に近い三橋総合公園で行われる地域の祭りに行ってきました。

 

子どもたちの「楽しかった!」は、ミニ新幹線(E5系はやぶさ号)に乗車したことと、大宮アルディージャコーナーでのビッグアドバルーンです。よく、遊園地のイベントで見られる、空気で膨らんだ恐竜の中で、飛んだり跳ねたりするコーナーです。

 

水風船やシールをもらったりしながら、楽しんだ子どもたちですが、小学生から高校生までのジュニアダンスチームのパフォーマンスに、釘付けになりました。ダンスだけでなく、衣装もメイクもバッチリなので、憧れの存在に思えたのでしょうね。本物のパフォーマンスは、是非とも子どもたちに見せたいですね。

 

さて、最近注目されている「アクティブラーニング」ですが、来年度から、小学校で始まる新しい学習指導要領で実践されます。

 

「変化の激しい時代、指示待ちではなく、自分で考え、新しいアイデアを出せる人材が求められます。そこで、先生が黒板の前に立ち、一方的に教える従来の教育法ではない、子どもたちが主体の授業」という考え方です。

 

最近は、幼児期から、このアクティブラーニングをうたうスクールが増えているそうです。

 

アクティブラーニングをアートで実践する絵画教室では、「○○を描きましょう」ではなく、子どもの「やりたい」を発見させて、自分で考えてアイデアを作品にするというアプローチだそうです。

 

オンラインを活用し、様々な分野で子どもの「楽しみながら考える」という取組みは、もはや珍しい事ではありません。

 

色々なスクールが出てきていますが、「自分で考えて自分で答えを出せる」子どもに育てるのは、親やまわりの大人の声かけが一番大切です。

 

「何がしたい?」「失敗してもいいから自分でやってごらん」「どうしてだと思う?」「調べてみようか・・・調べたらママにも教えてね」

 

こんな、些細な声かけが、子どもにとっては「魔法の言葉」になるのです。