大根の「味」

今日は、9月にタネイモを植えた、ジャガイモを収穫しました。天気も良く、お日様の下で、子どもたちは、思いっきり土に戯れ、わいわいガヤガヤ楽しく、おいも掘りです。

 

じゃがいもは、3月にタネイモを植えて初夏に収穫と秋植えの初冬収穫と、年に2回楽しむことができます。今回の収穫は、夏の収穫よりもビッグサイズが揃いました。しばらく置いて、食べ頃になってから、子どもたちのお土産と、給食と、年明けの屋上で行う「芋煮会」で食べます。

 

そして、大根も大きくなってきました。大根の葉には、モンシロチョウが卵を産み、アオムシが葉を美味しそうに食べています。子どもたちは、はらぺこアオムシと呼んでいます。

 

保育園で飼っていた、アオムシが、ざっと10匹、サナギになりました。自然界では、幼虫かサナギで越冬して、春にモンシロチョウとなるのですが、室内のサナギは、たぶん季節を間違えて、冬にモンシロチョウになるかもしれません。先日、日進コミュニティセンターで季節を間違えて羽化した「オオムラサキ」を観察しましたが、保育園では、冬の間、モンシロチョウを飼うことになるかもしれません。子どもたちの楽しみが、また一つ増えそうです。(笑)

 

さて、今日は、そんな大根の話です。大根の葉は、アオムシが食べるだけでなく、みそ汁にして食べたり、無駄にしたくありませんが、白い大根の部分は、部位ごとに「味」に違いがあります。

 

主婦の方からは、「そんなの常識!」と言われそうですが、葉に近い上部は、歯ごたえがあって甘みがあります。サラダや漬物など、生で食べるとおいしいですね。

 

中央部は、きめ細かくて柔らかいので、煮物に適しています。しっぽの方は、辛みが強く線維が多いので、ダイコンおろしや炒め物におすすめです。

 

これから寒さが厳しくなると、大根がおいしい季節になってきますね。子どもとの料理も、この大根の部位ごとの違いや料理が話題にできると、また、楽しい食育の会話になることでしょう。

 

あぁ~今晩は、大根・・・食べたくなってきましたね。