子どもたちのネズミの作品

保育園の中で飼育していたアオムシが、一匹モンシロチョウに羽化していました。子どもたちが、白い羽のチョウを発見し、大騒ぎです。さっそく、モンシロチョウ用の飼育ケースを用意して、屋上で咲いている花を集めます。

 

スポンジに砂糖水を湿らせて、ケースに置きます。午前中は、まだじっとしていたモンシロチョウも、新しい飼育ケースに移し、草花や砂糖水をセットして観察していると、羽を広げ飼育ケースの中を飛んでいます。ススキの穂がお気に入りの場所です。月曜日には、多くの園児が登園するので、目をギラギラさせる子どもたちの姿が想像できます。今度は、サナギからチョウになって抜け出すシーンを観察したいですね。

 

さて、保育園から保護者への年賀状は、子どもたちの作品が付加されています。2020年は、ネズミ年ですので、子どもたちそれぞれのネズミが出来上がっています。

 

日本では、ネズミと言うと、害をもたらすものとしてマイナスイメージで語られることが多いですね。しかし、干支では、子・丑・寅・卯・・・のトップを飾るのがネズミです。干支を決める絵本でも、トップでゴールするのがネズミです。(笑)

 

駅伝でいえば「花の1区」、リレーなら注目度抜群の「第一走者」で、いずれも重要な役割を担っています。

 

一方世界では、ネズミのミッキーマウスは、世界的アイドルです。また、2000年のアカデミー賞作品賞を受賞した「グリーンマイル」には、囚人の自由と希望の象徴としてネズミが登場します。

 

日本のネズミ観と世界のネズミ観は、ずいぶんと違うようですね。しかし、保育園の年賀状では、子どもたちのネズミの作品は、それぞれ個性的で、かわいい作品に仕上がっています。

 

年賀状が届くのは元旦ですが、今から保護者の皆様は。楽しみにしていてください。