食品スーパーの売上向上策

今日は、恵方巻のパンフレットの表紙にある、「海鮮恵方巻」の写真を見ながら、「のり巻きの中に入っているのは何?」と子どもたちに質問します。すると、普段はあまり発言が多くない4歳女の子が、「いくら・・・まぐろ・・・サーモン・・・えび・・・たまご・・・きゅうり・・・」と次々に答えていきます。彼女は、よく家族で回転ずしに行くのですが、ポンポン正解を言うのでビックリしました。

 

さて、今日は食品スーパーの売上向上策の話です。業界の方は、注目してください。(笑)

 

私も、前の仕事は、食品業界にかかわっていましたので、スーパーに買い物に行けば、横にいるかみさんに「この陳列じゃ売れないよなぁ~」とか「この手書きのPOPはいいね~思わず買ってしまうね」とか、ブツブツ言いながら買い物を楽しんでいます。

 

スタッフの笑顔や対応にも、細かいところが気になってしまう悪い癖が出ます。(笑)もちろん、実際に食品スーパーで働いている従業員やバイヤーならば、もっと様々な観点で売上向上策を考えていると思います。

 

しかし、なかなか売上アップに結びつかないですね。

 

ここで、神奈川県のあるスーパーマーケットの画期的な対策を紹介します。私も考えたことがない内容です。

 

このスーパーでは、近隣の小・中学校の給食の献立表を店の入口に掲示しているのです。献立の掲示は、2年前から行っていて、「給食と夕食のメニューがかぶってしまい困っている」というお客様の意見に対して、スタッフらが発案しました。

 

それが、今では「栄養士が考えたバランスのいい食事が勉強できる」「晩ご飯の献立の参考にしたい」という声があがり、活用の幅が広がっているそうです。店長は「献立表の掲示を通してお客様との会話が増えたと実感しています。コミュニケーションを図る大事なツールです」と評価します。

 

さて、肝心の売上ですが、同じチェーン全116店舗の中で、売上額1位をキープし、毎日の客数が1日約1万人を超えるそうです。

 

どうですか・・・なるほどですね。どうぞ、この業界で働くあなた・・・パクってみましょう。(笑)