少子化の本質的な理由

昨日に続いて、今日も気温が上昇し、ポカポカの屋上遊びとなりました。子どもたちは、屋上に着くとすぐに上着を脱ぎすてて遊び始めます。自転車、バスケットボール、30メートル走と汗をかきそうな勢いです。(笑)

 

また、金魚のタライでは、いつもは、水の中で寒くてじっとしている金魚が、元気に泳ぎ回っています。カメ池のニホンイシガメやクサガメと、ミドリガメのおうちで冬眠しているミシシッピアカミミガメも、春と勘違いして、冬眠から覚めてしまうかもしれません。

 

やはり、この冬は異常なくらい暖冬ですね。天然のアイスリンクはできないまま春になってしまうのか・・・地球温暖化を心配せざるを得ませんね。

 

さて、日本の少子化はいっこうに止まることはなく、昨年2019年(令和元年)の出生数は90万人を割り、過去最低となったそうです。

 

要因として考えられるのは、①結婚する女性の減少(未婚化)と②既婚女性の出産減少(少産化)の主に2つの理由があげられます。

 

①②どちらも進んでいると思われがちですが、実は②については、既婚女性の子どもの数は、30年間でほとんど変わっていないそうです。30年前の2.08人から2.03人に微減しただけなのです。30年前といえば、昭和30年代に生まれた女性が主です。この時から日本は少子化へ進んでいくのですが、既婚女性の出産数は今とほとんど変わらないのです。

 

つまり、大きく変わったのは、母親の絶対数で、1595万人から1001万人に激減しているのです。日本の少子化の本質的な原因は、「少母化」と言えるのです。

 

未婚、事実婚、同性婚などライフスタイルは時代と共に多様化し、「結婚→出産」という伝統的家族観に固執していると、少子化ならぬ少母化がどんどん進んでいきます。どうすればいいやら・・・難しい問題ですね。