「かっこいい〇〇になろう」

本日深夜2時くらいでした。我が家の携帯が一斉に、地震発生のあの「音」が鳴り響きます。揺れも大きかったのですが、やはり、あの「音」に恐怖心を感じてしまいます。

 

本日登園した子どもたち全員が、深夜の出来事には気がつかないで、熟睡していたようです。(笑)しかし、大人の私たちは、あの「音」で、否が応でも3・11東日本大震災を思い出してしまいます。

 

今日の朝の会で、3・11の話をしていたのですが、小学校3年の卒園児が、ただ一人、生後6カ月の赤ちゃんとして、大震災を経験しています。2年生の男の子は、ママのお腹の中にいました。小さい園児は、パパとママがまだ結婚していません。

 

こうしてみると、3・11から、長い月日が現実には過ぎましたが、子どもたちに、どう伝えていけばいいのか・・・考えないといけませんね。

 

さて、今日から2月です。あと2カ月で、ホワイトきゃんばすの園児たちは、卒園と進級となります。「小学生になったら・・・」「寺子屋さんになったら・・・」という言葉が、保育園中で頻繁に交わされています。

 

しかし、先生が「小学生になったら○○しなさい」と押し付けても、あまり効果が期待できません。ある、小学校の先生は、この時期、進級する児童に「かっこいい〇学年になろう」と呼びかけ、子どもたち自身で「かっこいい」ことを考えるそうです。

 

子どもたちが自分で決めたことですので、効果がありますね。この作戦を保育園の子どもたちにも使ってみようと思っています。

 

「かっこいい小学生は?」「かっこいい寺子屋1番は? 2番は? 3番は?」こうして、子どもたちが、わかりやすい「かっこいい」ことを考えてもらおうと思っています。

 

どうですか・・・親が我が子への動機付けにも使えそうですね。