正しい情報で前を向く

ホワイトきゃんばすと同じフロアにある、女性専用のフィットネスクラブは、休業にはしないものの、お客様の数は半分とのこと。美容院は、客数は大きく減ってはいないものの、お出かけする機会が減り「カットだけでいいわ」と客単価ダウンだそうです。

 

学習塾も3月中は休校になり、体操教室も本日付けで、3月15日まで休業となりました。

 

今日は「ひなまつり」というハレの日ですね。保育園では、ひなまつり給食とひなまつりおやつを子どもたちは、思いっきり楽しむことができましたが、小学校は休校で給食もありませんから、ひなまつり食材を提供する業者は、大きな痛手となったそうです。

 

百貨店の2月売上は、ざっと2割減で、自動車業界では、新車販売が10.3%減とのこと。あのHISは、1980年の創業以来初めての赤字になる見込みだそうです。航空各社の日本発の国際線は4割減となり、クルーズ業界は深刻な客離れが起きています。

 

挙げればきりがないほど、暗いニュースばかりですね。テレビを見れば、新型コロナウイルスの報道ばかりで、明るい気持ちにはなかなかなれません。

 

ここは、新型コロナウイルスの正しい情報をきちんと持って、冷静に前を向きたいものですね。ここにきて、少しずつ、その姿が見えてきたようです。

 

感染力は強いが8割が軽症・・・つまり、感染させた人をことごとく重い病気に陥らせるのではなく、むしろその逆で、感染しても症状が出るとは限らないようです。せきやくしゃみがなくても感染が起きたというケースも出ているそうです。

 

つまり、そう簡単に死ぬ病気ではないこと。ただし、致死率は、年齢が上がるにつれて高まり、50代で1.3%、60代で3.6%、70代で8%、80代で14.8%だそうです。これは、普通の肺炎の傾向と同じです。

 

新型コロナウイルスの死者数が、日々更新されて増えていますが、毎年の季節性インフルエンザが原因で死亡する数よりも少ないというのが実態です。

 

一番怖いのは、ここ数日起きているSNSを通しての、恐怖、混乱のデマ情報かもしれませんね。大衆がデマを信じて起こしてしまう行動が、大きな社会問題につながることです。

 

未知の病原菌ということで、私たちは「見えない恐怖」と戦っているのですが、暗闇でも人はだんだんと目が慣れて見えるようになってきます。新型コロナウイルスの対応についても、少しずつ正しい情報が入ってきています。

 

冷静に、前を向いて行動したいものです。