先生たちのメッセージ

今日は、真冬に戻ったような冷たい雨となってしまったので、教室内で、ダンボールアートを楽しみました。ショッピングセンターの中の保育園ですので、ダンボールは欲しいだけ手に入ります。

 

子どもたちは、目の色を変えて遊びました。まずは、ダンボールで囲って、部屋を作ります。そこへ、キッチンなどの造作が始まります。冷蔵庫にゴミ箱、鍋やフライパンまでダンボールを加工して作っています。男の子は、定番の自動車を制作しています。

 

もう一つのお楽しみは、自分たちが作った部屋の中で、お昼寝をすることです。段ボールの部屋の中といういつもと違う感覚に、ワクワクドキドキが広がります。子どもたちは、思いっきり楽しい時間を過ごしました。

 

さて、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、学校が臨時休校となった子どもたちを励まそうと、先生たちが地元ケーブルテレビの番組に出演したり、ホームページでメッセージを発信したりといった取組みが広がっているようです。

 

埼玉県を例に挙げると、6年生を送る会が中止になった小学校は、児童が披露する予定だったラグビー日本代表に扮したパフォーマンスを教員が代わりに踊り、児童に向けて「春にまた会えるのを楽しみにしています」と呼びかけたそうです。

 

さいたま市内のある中学校では、教員がメッセージを掲げた写真を連日更新しているそうです。「今できることを全力で」「いつでも希望を」といった言葉を送っています。ホームページへのアクセスが5倍に増えて、生徒たちは元気づけられているようです。

 

このタイミングでの休校で、児童生徒のやりきれない気持ちを一番理解している先生たちが、こうして粋なことをやっています。子どもたちの心がパッと明るくなりますね。うれしい話じゃありませんか!