「クサガメのおうち」にクサガメ入居

今日でゴールデンウイークはおしまいです。多くの人たちが、今まで経験したことがない大型連休の過ごし方になったと思います。皆さんは、我慢の中に楽しい時間を作ることができましたか。

 

私は、ステイホーム&ネイチャーでゴールデンウイークを過ごしました。保育園の屋上に作った「クサガメのおうち」に、まだクサガメがいません。そこで、人がほとんどいない秘密の川に、カニカゴの仕掛けをかけます。しかし、まだ気温が低いのか、冬眠から覚めたばかりで、エサに食らいつくことがないのか、カニカゴの中は空っぽが続きます。

 

しかし、奇跡が起きます。5月4日に、クサガメ3匹とミドリガメ4匹の7匹が、カニカゴの中にいるではありませんか・・・クサガメが一度に3匹採集できたのは初めてです。ミドリガメは、キャッチ&リリースしますが、子ガメが一匹いました。そこに、飼育ケースと魚あみを持った親子がやって来て「カメだ!」と大喜びです。「ちゃんと、大きくなるまで飼う」と、小学生の女の子が約束したので、ママも飼う決心をしました。

 

結局、クサガメのおうちには、4匹のクサガメが入居しました。明日からは、子どもたちとクサガメ観察です。クサガメは、おとなしい性格ですので、子どもを噛んだりはしません。クサガメの名前の由来は、危険を察すると「くさい臭いを出す」からクサガメといいますが、どうも、私には、くさい臭いがわかりません。(笑)

 

もう一つ、おたまじゃくしも採集しました。昨年も、おたまじゃくしを保育園で飼って、カエルになるまで観察しようと、何度か試みたのですが、残念ながら途中で死んでしまいました。今年は保育園に水槽がある環境です。水槽に入る生き物の決め事は、川や沼や池で採集した生き物だけです。アクアショップで買ったカラフルな魚はいません。

 

そこに、おたまじゃくしが仲間入りしました。足が生え、尾がなくなり、カエルになるまで、これも子どもたちと楽しみことにします。

 

保育園の水槽には、おたまじゃくし・アメリカザリガニ・どじょう・タニシ・スジエビ・タイリクバラタナゴ・モツゴ・ブルーギル・ゲンゴロウ(たぶん)が混泳しています。

 

ということで、ステイホームだけでなく、ネイチャーを楽しんだゴールデンウイークとなりました。さいたま市内も田植えが始まりました。農家の人たちは、ステイホームとはいきませんね。田園風景は、なかなか素晴らしい景色です。たぶん素人カメラマンの若い女性が、何度もシャッターを押していました。

 

まだまだ続く緊急事態宣言ですが、心を強く持って、冷静に、少しでも楽しい時間が過ごせるよう・・・頑張っていきましょう!