世界に挑戦する12歳

今日は屋上の池に生い茂った「葦」「菖蒲」などをバッサリ刈って、水面部分を増やす整備をしました。池は、フェンスの中にあるので、まるでオリの中にいる動物が園長で、それを見守る子どもたちです。

 

すっかり、池がすっきりして、そこへエサを投入します。カメやメダカなどの魚たちが、集まってきました。そして、あまり見られない光景が・・・2匹の大型のドジョウが、まるで、龍のように旋回しながら、水面のエサに食らいつきます。それを何回も繰り返すので、見入っしまいました。ドジョウが龍に見えたのです。

 

さて、いよいよプロ野球が、今週金曜日に開幕します。今日は、昨年引退した日本ハムの田中賢介さんの話です。彼は、ホームランバッターではありませんが、名二塁手として、ベストナイン6度、ゴールデングラブ賞も5度受賞し、メジャーリーガーの実績もあります。日本通算1499安打は立派な記録ですね。

 

そんな彼は、2022年に札幌市内に私立小学校を設立する計画です。プロ野球選手が引退後に学校設立という話は、今まで聞いたことがありません。あの大相撲の元横綱日馬富士が、2018年にモンゴル・ウランバートルに、小中一貫校を開校しています。

 

田中賢介さんは、各学年2クラス50人の300名の規模を見込み、38人の教員のうち10人を外国人にする構想だそうです。

 

「日本では、エラーすると『ドンマイ』と慰めてくれるが、アメリカでは『ナイストライ』と認めてくれる」と彼は言います。そんなメジャー挑戦した自らの経験から、「世界に挑戦する12歳」をコンセプトに、教育内容を組み立てているそうです。

 

小学校の教員免許を持つ、日本ハムの栗山監督は、「よくここまで頑張って持っていったなと感じる。本当にこれからの時代、次の世代を育てることが一番。北海道にとっても大切なものになるように本当に頑張ってもらいたい」とバックアップを約束します。

 

これからの日本も、オランダのように、様々なタイプの学校ができ、その中で、我が子にとってふさわしい学校をチョイスする時代になっていくことでしょう。遠いさいたまから応援したいですね。

 

はい。サラリーマンからおやじ園長になった私ですから・・・田中賢介さんの気持ちはよく分かります。(笑)