雨ニモマケズ どろんこ遊び

今日は、朝から雨が降っています。子どもたちが楽しみにしていた「どろんこ遊び」ができるかどうか、微妙になってきました。そこへ、朝1番で登園した3歳男の子のママが「少しの雨くらいなら、やりますよね~」とやる気満々です。実は、昨年の我が子のヘタレぶりに、今年は、何とかリベンジを期待していたのです。

 

その後登園する園児に、「少しの雨でもどろんこやりたいかい?」と聞くと、「今日は、どろんこを楽しみに保育園に来たのだから・・・絶対やりたい!」の声が続出します。

 

そんな子どもたちの願いが、天に届いたのか、小雨でスタートしたものの、すぐに、雨が止んでしまいました。

 

「雨ニモマケズ・・・どろんこ遊びがんばるぞ!」に、3Fフロア全体に響くような大きな声で、「おォー!」と、子どもたちは自らに気合を入れるかのごとく叫びます。

 

そして、どろんこ広場の前に揃った子どもたち・・・「行くぞ!」の声に、何のためらいもなくドロ水の中に、入っていきました。昨年はヘタレだった3歳男の子もドロ水の中で大暴れです。(笑)

 

ちょうど、田植えの前のドロドロの田んぼのようになった、どろんこ広場に、子どもたちの「キャーキャーワーワー」の声が響きます。3歳から5歳児の寺子屋園児だけでなく、ぞくぞくと、チビちゃんたちが、ドロ水に興味を示して、裸足で入っていきます。今日は、1歳児の男女二人が、最年少で、ドロ水デビューです。

 

ドロ水に入れない、ざっと10名ほどの園児は、どろんこ広場の前に用意したプールで水遊びです。すぐ横の池では、子どもたちの叫び声に負けないくらいの大きな声で「モーモー」とウシガエルが鳴いています。

 

アマガエルのおたまじゃくしが、ざっと10匹、緑色の美しいカエルになっていました。子どもたちは、そっと、手の上にのせて、池の中へ放ちます。

 

どろんこ広場の半分が、クローバーに覆われているので、今年のどろんこ遊びは、水につかったクローバーの中を気持ちよく歩く園児もいます。

 

予想外の子どもたちの頑張りとわんぱくぶりに、先生たちも大満足のどろんこ遊びとなりました。本日、「どろんこ遊びの号外」を発行して、子どもたちの奮闘ぶりを保護者には見てもらいました。おうちでの会話が、はずみそうです。

 

子どもたち・・・本当によく頑張った!