多様な生徒を東大に

子どもたちにとって、トマトは好き嫌いが分かれる野菜ですが、ホワイトきゃんばすの子どもたちは、いつの間にかトマトが食べられるようになります。そして、もともとトマト大好き園児たちは、屋上に到着するとミニトマト畑にダッシュ・・・今日は、2歳女の子のコンビが、最後まで食べ続けていました。食べ放題ファームと勘違いしているようですね。(笑)

 

さて、みなさんは、東大生のイメージをどう思っていますか?私の知り合いにも一人、東大出身の官僚がいますが、「めちゃくちゃ頭が良くて切れる」という人物です。

 

しかし、東京大学の学生サークル、「東京大学フロンティアランナーズ」は、東大に入学後「同質な人間が多い。男性学生が占める割合が多く、卒業後は影響力の大きい仕事に就く可能性が高いものの、そこに『もろさ』を感じた」と言います。

 

彼らは、「誰も東大を目指さないような高校から東大を志し、合格した東大生の団体」だそうです。

 

東京大学は、全国から学生が集まる一方で、有名進学校として知られる一部の高校から進学する学生の割合が高まっているそうです。そうした高校では、受験向きの教育課程を組むなどの環境があったり、試験勉強の方法など、「東大に合格」するための様々な情報が、先輩から後輩に伝わる点で有利だそうです。

 

しかし、よく考えてみれば、「これをやれば東大に合格できる」と教えられたことをやるだけの生徒だって、中にはいるかもしれませんね。

 

そこで、「東京大学フロンティアランナーズ」は、全国に門戸を広げるべく、最初に「石垣島から東大合格者を100名輩出する」とし、石垣市へ渡り、中学生・高校生らと語り合う活動を始めたそうです。

 

これまでのところ、2人の高校生が志望先を東大に固めたそうです。同時に「東大生はすごい人」という認識が薄れたそうです。普通のお兄さんですね。

 

「勉強ばかりしてきたので、人間的な魅力に欠ける」なんて言われないように、多様な生徒が東京大学に入学しもらいたいという、この発想がいいですね。これは、東大だけの問題ではないようです。あなたが今所属している組織も同じかもしれませんね。