おやじ旅

今日は、約5カ月ぶりに電車に乗りました。ここにきて、感染者数が増加しているので、本日集合したおやじたちは、マスクに携帯消毒スプレーを持っての「呑み鉄」です。

 

東京から伊豆へ向かう「踊り子号」には、それはそれは古い特急車両が使われています。今どき、窓が開く特急です。この車両が、たぶん来年3月のダイヤ改正でなくなってしまう可能性が高いので、古い車両を満喫しながらの「呑み鉄」です。

 

昭和世代のおやじたちは、新しい事にも飛びつきますが、古いものを大切にします。

 

今回、高校時代の3つ下の後輩が参加しました。彼は、高校2年生を2回やっています。簡単に言えば、単位が取れずに留年したのです。そんな彼は、今では、日本橋で歯科医を開業するおやじになっていました。

 

今や、コンビニの数よりも多い歯科医ですが、彼は、毎週末「講演会」で全国を飛び回っています。「歯合せ(しあわせ)創造科」をうたう歯医者さんで、嚙み合わせに関するオーソリティなのです。

 

噛み合わせの重要性を年間50回以上の講演会で広めているそうです。どんな業界でも、「付加価値」をどれだけ持っているかが、その優位性につながるのですが、彼の場合は、「噛み合わせのことなら、俺に聞いてくれ!」という強力な付加価値を持つ歯医者なのです。

 

彼は、日本橋三越本店の提携医にもなっているようで、デパート業界の話でも大いに盛り上がりました。歯医者さんと、三越と伊勢丹の合併についての問題点や、社風の違いなどの話で盛り上がることになるとは・・・です。

 

さて、「特急踊り子号」の目的地は、伊豆急下田です。そこで、海の幸をたくさんと金目鯛を食べたのですが、満足度200%です。彼は、歯医者ですので、コロナウイルスに関する、医者としての見解をしっかりとレクチャーしてもらいました。今後不足するのは、グローブ(ゴム手袋)だそうです。

 

そう言えば、スーパーでレジを担当する店員さんは、みな手袋をしていますね。

 

ここにきて、感染者数が増加しているので、電車も空いており、例年は観光客で賑わう下田の街も、人ごみはまったくありません。

 

今回のおやじ旅で、心の元気をたくさんもらいました。と同時に、体の元気を維持できるように、今まで通り、感染対策のある生活をつづけることにします。