令和2年秋まつり つづき

広い屋上を1周して、子どもみこしが戻ってきました。そして、いよいよコンサート並みの音響設備が活躍します。「ともだち音頭」を子どもたちは「輪」になって踊りました。小さい園児は、真ん中の小さい輪の中で踊ります。

 

予想通り「かわいすぎる!」パフォーマンスを見せてくれました。外側の大きな輪で踊る寺子屋園児と小学生は、「カッコイイ!」パフォーマンスです。振り付けも完璧に決めて、浴衣や甚平姿が本当に似合っています。昨年踊った「お化けの花火音頭」もリクエストで踊りました。

 

そして、楽しみにしていた「お店屋さん」がスタートです。まずは、「カレー屋さん」と「フランクフルト屋さん」が開店しました。カレーライスは、朝から給食の先生が100人分以上をせっせと作ります。そして、カレー屋さん担当の子どもたちに「まるでインド人」衣装を用意していました。演出はバッチリです。後は「声出し」ですが・・・最初は声が出ず、ただぼっ~と立っているだけの子どもたちに、販売接客経験豊富なママがコーチ役になってくれました。急に、子どもたちのセールストークが盛り上がります。

 

フランクフルト屋さんは、今回初めての出店です。昨年までは、夏まつりだったので「かき氷屋さん」を展開していましたが、サマーキャンプのバーベキューで好評だったフランクフルトに決まりです。炭火で、じっくりと焼くので、表面パリパリ、中はもっちりのおいしさです。160本用意したフランクフルトが、順調になくなっていきます。

 

まずは、ゆっくりと食事を楽しんでいただき、いよいよ「ゲーム屋さん」が開店です。今年のゲームは、ドラえもんとのび太の的に、ボールを投げ込むアトラクションを作りました。7つのボールをドラえもんのポケットの中に投げ込みます。入っても入らなくてもお菓子の詰合わせが景品です。

 

食事やゲームを楽しんだ後は、子どもたちは、いつもの屋上遊びです。保護者の皆様には、屋上での我が子の遊びを実際に見ていただきました。ファームの野菜や飼っている生き物を覗き込みます。ミドリガメのおうち・クサガメのおうち・ザリガニ・おサカナのいけす・ニホンイシガメの子どもと、屋上ではたくさんの生き物が暮らしています。

 

どろんこ広場にあるカメ池には、クサガメとニホンイシガメが合計15匹ぐらい暮らしているのですが、推定年齢20歳以上の大きなクサガメ3匹は、人間が池に近づくと、「エサをくれ!」と寄ってきます。孫とカメを観察するおじいちゃんおばあちゃんもビックリです。

 

まったりとのんびりと楽しい時間が過ぎていきます。3時からスタートした秋まつりも、そろそろ空が暗くなってきました。夏と違って日の入りが早いのです。

 

最後に、子どもみこしと「ともだち音頭」で締めて、結局、一滴の雨も降らずに、秋まつりは無事に終了しました。いつもとは違う雰囲気や浴衣や甚平に着替えるという非日常感に、最初は、泣いてしまった園児もいましたが、最後は、子どもたちも保護者たちも全員笑顔です。

 

そして、終了後にパパママたちの大活躍がありました。何時間もかけて準備した秋まつり会場の撤収が、ほぼ全員でお手伝いいただき、あっという間に終了しました。本当にありがたかったですね。ホワイトきゃんばすの保護者たちにあっぱれ!です。

 

秋まつり会場の入口に演出した、子どもたちが作ったうちわと自分の似顔絵をお土産にして、大満足の顔で子どもたちは家路につきました。きっと、親子の会話で盛り上がったことでしょう。

 

コロナ禍のイベントだったので、保護者の皆様には、マスク着用や飲食も間隔を開けるなど配慮いただきき、本当に楽しい、元気の出る時間を過ごすことができました。おかげさまで、子どもたちの笑顔がいっぱいの秋まつりを行うことができました。本当にありがとうございました。