言葉を大切に

運動会のダンス「WAになっておどろう」は、多くの保育園ママたちの青春時代の曲ということもあって、お風呂で子どもたちが、この歌を口ずさむと、ママも一緒に家庭内ライブになるようです。運動会本番では、観客席からママたちの歌声が聞こえてきそうです。

 

そして、今日はお誕生日会でした。9月の誕生日は5人もいます。今日9月25日が誕生日という5歳と6歳の男の子・・・朝から「おめでとう!」ラッシュで大満足です。子どもは、「〇歳になったんだから、ちゃんとしないとね~」という言葉に弱いです。でも、その効果は、数日で消えてしまいます。(笑)

 

さて、たまには「言葉」を大切に考えてみませんか。

 

かのアリストテレスは、「神と動物には政治は要らない。政治をするのは人間だけだ」と言ったそうです。人間が複数いると、そこには意見の違いや矛盾が生じます。しかし、人間はそれを政治の力で乗り越えていかねばなりません。そして、その政治を大きく左右し、根幹にあるのが「言葉」というわけです。

 

突然ですが、最後に辞書を手に取ったのはいつですか?スマホが普及してから、電子辞書すら使わなくなった方も多いかもしれません。私の長女が高校の時に、高い電子辞書を買わされた記憶があります。もちろん、今では無用の長物となっています。

 

辞書を引く習慣がなくなり、ますます言葉が軽視される時代ですが、人間が動物と違うのは、異なる価値観や考えを持つ相手を前にしても、会話や交渉によってどうすれば相手に理解してもらえるかを、言葉を使って互いに考えようとする点ですね。

 

何気なく、書いたり話したりしながら使っている言葉・・・時々、その言葉の重さを意識したいですね。