「はっぱじゃないよ ぼくがいる」

インフルエンザの流行を前に、今年も予防接種をする園児たちが多いです。しかし、今シーズンについては、今までとは状況が違ってくるようです。昨日、保育園の健康診断があり、提携医の先生からの情報です。

 

「テレビ報道では、インフルエンザワクチンは、前年120%以上は準備しているとされていますが、実際には107%程度です。それでも、前年よりは多くなっていますが、今年は、まだインフルエンザの発症は病院ではありません。新型コロナウイルスの予防の影響で、インフルエンザも風邪も発症する子どもは、激減すると思われます。」とのことです。子どもたちにとっては、プラスの内容ですね。

 

さて、保育園の入口に、「どんぐりボックス」があります。子どもたちが、登園前にどんぐりを拾ってくるのです。どんぐりボックスには、どんぐりだけでなく、松ぼっくりやイガグリまであります。先生が、「どんぐり集めて!」と言ったわけではないのに、子どもたちが、勝手に拾ってきます。

 

外をただ歩くのではなく、こうして、自然や四季を感じながら歩くのは、子どもたちの感性が広がっていきますね。この寄り道に付き合ってくれるママにも感謝です。

 

「はっぱじゃないよ ぼくがいる」という絵本があります。

 

森の中のさまざまな発見をユーモラスに見せる絵本です。葉っぱに空いた穴を人間の顔に見立て、楽しい言葉とともに紹介しています。女の子の顔、男の子の顔、おしゃべりな顔、泣いているい顔・・・

 

私たち大人は、「紅葉」には敏感ですが、どんぐりの実や落ち葉の一枚一枚に、こんな顔のような表情があるなんて、まったく見落としていますね。虫が食べた穴が、こんな芸術作品を作っているなんて・・・でも、子どもたちは、秋が深まり、そんな楽しみ方を感じることができるのです。

 

どうですか・・・この週末にでも、親子で外へ葉っぱを探しに出かけませんか。身近な場所に、こんな楽しいことをいっぱい経験できるかもしれませんね。