ボランティア部

昨日、一都三県に緊急事態宣言が再発令されました。保育園に関しては、先回は、テレワークなど保護者が在宅の場合は、登園自粛を要請しましたが、今回はそれはありません。実際、テレワーク中に子どもが乱入して、仕事にならないこともあったようですね。

 

ところが、今回は、まるで、飲食店が悪者扱いです。私が、飲食店の経営者であったら、怒りと嘆きと失望と・・・様々な感情に振り回されたことでしょう。いつもお世話になっている飲食店が、補助金を活用しながら、なんとか乗り切ってもらいたいですね。

 

さて、東京都西東京市にある田無第四中学校には、ボランティア部があります。発足のきっかけは、ミシシッピアカミミガメの飼育だそうです。保育園でも、「ミドリガメのおうち」で、現在冬眠中です。

 

3年前に生徒が校内でカメを見つけ、学校が自治体へ対処の方法について問い合わせたところ、外来種であるため、引き取り手がいない場合は保健所で処分されると聞き、有志の生徒が校内での飼育を申し出たことがきっかけです。

 

生徒らはカメを世話する中で「誰か」や「何か」のために自分で行動する大切さに気付き、担当顧問も外来種についての課題や現状を周囲に知ってもらいたいという気持ちが強くなり、生徒と共にボランティアとして取り組めないか検討し、翌年ボランティア部を設立し、集まった部員たちと外来種に関する啓発活動を始めたそうです。

 

しかし、少しうがった見方をすると、ボランティア部なんて、少し、偽善ぽく感じてしまいます。(すみません)

 

ところが、このボランティア部は「ボランティアは良いことで、やらなければいけないことだという認識を変えていきたい」という考えで活動しているそうです。

 

本来、ボランティア活動は、やらされることでもやらなくてはいけない事でもありません。自分ができる範囲で行うことです。そして、個人の活動が集まり、「伝え、広める」ことが大切だ・・・ボランティアは多くの人が関わってこそ・・・という思いだそうです。

 

ボランティアに関する考え方は、人それぞれですが、こんな活動もいいですね。