子どもの話を引き出す

本日登園した、小学4年の卒園児・・・ここ数カ月、彼女にミッションを与えていました。同じクラスのAさんは、ほとんどクラスのメンバーと話をすることがない。でも、本は大好きで、休み時間はずっと本を読んでいる。ということだったので、何とか、Aさんと話をして、彼女が本当にやりたいことを聞けたらいいね~という内容です。

 

そして、ついに、「園長先生・・・聞いて。昨日Aさんと、たくさん話したよ。彼女は、本当は私たちと遊びたかったみたい・・・でも、自分からはなかなか言い出せなくて、一人で本を読んでいたんだって。でも、これから、たまには、彼女を誘ってみるよ・・・」と報告がありました。

 

「おせっかい」と思う人もいるかもしれませんが、卒園児の女の子は、さりげないおせっかいがとても上手なのです。私も、どちらかというと、おせっかい派ですので、今日の報告は、とてもうれしかったですね。

 

さて、保育園の子どもたちの中で、「これね~○○って言うんだよ…すごいでしょ」みたいに、次から次へと話をしてくれる園児に対しては、先生たちの対応は、とてもシンプルで「話を聞き、受けとめること」です。

 

子どもたちの「思いを伝えたい」という気持ちは、人から言われて行動した時には、あまり見られません。自分で「やりたい!」とか「考えたんだ!」という思いがあるから、はち切れんばかりに熱く語るのです。

 

今日は、その先の話です。このように熱く語るタイプの園児だけではないですね。なかなか、自分の意見ややりたいことを伝えるのが苦手な園児もいます。冒頭の卒園児の同じクラスのAさんなどは、まさに、そのタイプです。

 

「自分で考えていることは他の人には見えない・・だから言葉で伝えるんだよ」と、寺子屋の「てつがくの時間」で、私は子どもたちに言いますが、なかなか発言できない園児の話をどう引き出すのか・・・これも、個々によって対応が違ってきますので、「こうすればいい」という1つの答えはありませんが、4月からの新年度においては、特に注力して取り組みたいと考えています。