集団面接

今日の連絡ノートには、土曜日の卒園式が「すばらしかった!」というコメントを参加した保護者よりたくさんいただきました。卒園児が全員、きちんと挨拶ができたことや、保護者の皆様のスピーチが抜群だったのが、あたたかい卒園式になった大きな要因です。本当にありがとうございました。

 

さて、私の大学3年の娘ですが、只今就職活動の真っただ中です。3番目子どもですので、コミュニケーション能力だけは長けていてなんとか、数社から内々定をもらったようですが、その業種には一貫性がありません。(笑)父親としては、「やりたいことを見つけて就職しなさい」と偉そうに言っていましたが、21歳の娘が、そう簡単に「これがやりたい!」にはたどり着いていないようです。まだ続く就職活動の中で、「ここだ!」という企業が見つかればいいですね。

 

さて、最近の企業は、「集団面接」を行っているところが多いですね。3人から5人の学生を一緒に面接するというやり方です。私が就職活動をした30年以上前には、集団面接はほとんどなかったと思います。私も経験していません。しかし、私がサラリーマン時代に面接官をしていた時には、すでに集団面接でした。

 

受ける学生側で考えれば、集団面接は「コミュニケーション能力を問われるのでは?」とか「駆け引きが上手にならないといけないのでは?」なんて、プレッシャーですね。

 

面接のプロが3つのポイントを教えてくれました。

 

1つ目は、自分の考えを事前に準備してしっかりと言えること。2つ目は、集団面接のテーマや他の受験生の話をしっかりと理解すること。3つ目は、なかなか難しいですが、自分の考えを臨機応変に、他の受験者と共有するすることだそうです。つまり、質問の内容を理解し、周りの人の考えをしっかり聴くことで、自分の考えをどう共有するかが見えてくるそうです。「○○さんの意見に賛成ですが、それに加えて、私は○○もあるんじゃないかと思っています」みたいな感じですね。

 

どうですか・・・企業としては、組織の中で、いかに自分の考えを持ちながら、周りとの協調もやってのけるような人材が欲しいので、おのずと、集団面接という形が主流になっていくのかもしれませんね。

 

でも、相手に合わせることではないですよ。大切なのは、自分の考えをしっかりと持つことです。