恋愛は不確実で割に合わない?

今日は、恋愛観についてのお話です。もちろん、個人で様々な考え方もあるでしょうし、同じ人でも年齢によって変わりますね。そして、時代の流れによっても、若者たちの恋愛観は大きく変わっていきます。

 

現在は、SNSと呼ばれるソーシャル・ネットワーキング・サービスの広がりで、恋愛を面倒がり友達との時間を優先する若者の姿が多いと言われています。

 

「恋人と友達の付き合いの違いがわからない。」「恋より勉強」「友達との時間の方が楽しい」などなど、「恋人はいません」と話す姿は、寂しいというより、むしろ幸せそうに写るのは、私には、違和感でしかないのですが、今の若者のとっては、合理的な考えで、不確実性の高い恋愛は割に合わないと感じているようです。

 

若者の恋愛離れの現状は「豊かさの象徴。人とのつながりや娯楽、食べ物など、異性に癒しを求める必要性がなくなっているのでは」「今は、恋愛においてもコンプライアンス重視の時代。職場恋愛はほぼご法度。職場で恋愛しようにも、相手のとらえ方次第で不快に思われれば、セクハラといわれかねない」との意見も・・・

 

若者に厳しい声もあります。「デートで気を使って疲れるのは当たり前で、失敗を恐れているのではないか」「自分の時間を大切にしたいから恋愛は面倒というのは自己中心的だ」などなど・・・


携帯電話のない時代・・・家の電話に誰がでるか、ハラハラドキドキでダイヤルをまわしたものです。メールでなくて、文通というやりとりは、相手に手紙が届くまでに少し時間がかかります。すぐにレスポンスがないと心配する今と違って、時を待つのが楽しみでしたね。

 

今では、確実に問題発言と言われてしまうでしょうが、昭和世代の私などは、「彼女の一人もいないなんて、男として欠陥がある。恥と思え!」「セクハラになるかならないかは、同じ行為でも人によって変わるものだ。自分は、絶対にセクハラなんかにならない。」など、とんでもない発言を20代の私は言ってました(反省・・・)

 

そんな私も、今ではすっかりフェミニストです・・・!?

 

保育園の子どもたちには、たくさんの恋愛をして、喜びも挫折もたくさん経験して、大切な話は、メールではなく、目と目をあわせて、言葉で伝えて欲しいと願うおやじ園長は、やっぱり、昭和の考え方かもしれません。(笑)