平成27年度運動会

いよいよ平成27年度保育園ホワイトきゃんばすの運動会です。


保育園が開園して3年目の昨年、ホワイトきゃんばすらしい、家庭的な運動会を行うことができ、今年は2回目です。今回も子どもたちの笑顔と保護者の皆様の温かい応援が主役で、晴天の中での素晴らしい運動会となりました。


会場の西文ひろばグランドには、最近の運動会では、めっきり少なくなった国旗と子どもたちが描いたフラッグが4列、そよ風になびいています。4、5歳児園児が描いた運動会ポスターも演出に一役買っています。そして、入場門は、職員が心を込めて制作した自信作です。今年のイベントテーマ「海」を意識して、海賊船をモチーフにしたデザインです。


そして、赤白総勢40名の園児による運動会がスタートしました。


選手入場です。昨年の運動会を経験した園児は、堂々と保護者席に手を振りながら余裕の入場です。かたや、初めての運動会の新人園児を中心に「ママ~ママ~」が始まってしまいます。これも、想定内ですので、ママやパパと一緒に入場です。


開会式の目玉は、赤組リーダー、白組リーダーの選手宣誓です。「せんせい!・・・わたしたちは、れんしゅうがんばりました。おうえん、よろしくおねがいします!」保護者席から大きな拍手です。


競技スタートです。「みんな元気にヨーイドン」では、全員がかけっこで、勝ち負けをつけます。最初は0歳児園児です。マットの上をハイハイやヨチヨチ歩きで、ゴールのママをめざします。ここは、笑いをいただきました。


そして、1、2歳児レースから、本気モードです。勝つことを意識した園児が、一番にゴールテープを切ります。ゴール直前に止まってしまい、後続に抜かれてしまった2歳男の子が、「なんで?」といった顔をしています。どうやら、テープまで行ってはいけないと思ったようです。(笑)


3、4、5歳児の寺子屋園児は、走る距離も長く、「絶対勝つぞ!」の気持ちが強い園児たちです。負けたら泣きます。ここでは、スタートラインをはみ出したり、フライングもやり直しで超本気モードです。保護者席もスタートの瞬間、息を呑みます。年齢ごとに3、4人で走りますが、一等賞は一人だけです。運動会らしい、白熱した戦いとなりました。


最近の運動会は、勝ち負けを作らない傾向が多いと聞きます。子どもたちの長い人生を考えると、勝ったり負けたりを経験させることが大切です。現実は、勝つことよりも負けることの方が多いので、かけっこで負けることが、子どもたちにとっては、とてもいい経験になるのです。


つづきは、明日・・・