言葉の発達もいろいろ・・・

1歳の時からホワイトきゃんばすに通う男の子、今はもう4歳になっています。しかし、彼と会話を楽しむようになったのは、ここ1年です。ちょうど1年前、言葉が遅い息子を心配したママが、手作りのイラストカードを男の子の発声練習に使用しようと思った時に、言葉の洪水となったのです。

 

個人差があるので、何歳までとは言えませんが、子どもは、大人の言うことを聞いて、言葉を貯め込む時期があります。彼の場合は、4歳になる少し前まで、しっかりと言葉を貯め込んでいたのです。それまでは、「う~」とか「あ~」しか発声ができなかったのですが、すぐに、先生たちが驚くような会話を続々と話してくれたのです。

 

また、保育園3ヶ月目の4歳男の子は、大人も顔負けの理屈を言ったり、口答えもします。彼が得意にしているのは「先生~○○くんは、本当はブロックをしたくて泣いているんだよ」と、他の園児の気持ちを推察して解説するのです。

 

「○○くんの気持ちがわかるのかい?」すると、彼は「だって、絶対そうだと思うもん」

そして、「パパ大嫌い」と言って、朝からパパから怒られて、大ゲンカの朝も、パパ大嫌いと言った理由を論理的に話します。会話内容は、大人から見ると、まったく可愛気がありません。(笑)

 

それでも、それだけ知恵がついてきたと見守りながら、相手が傷つく言葉については、都度教えていくことにします。

 

小学校入学前の幼児期の子どもを持つ親にとっては、我が子の言葉が遅いのでは?生意気で問題では?という心配をされた方々が、とても多いです。

 

答えは簡単で、保育園の子どもたちを見るまでもなく、一人一人皆違うので、「他の子と比較することはやめましょう」が、1つの答えです。

 

そして、「日頃の我が子との会話は、どんなことに注意して話をすればいいですか?」の質問にも、答えがあります。とても簡単なことです。親が「こうしなさい」と言うのではなく、「あなたはどうしたい?」と問いかけ、考えさせることです。

 

具体的な会話内容は、親子の問題です。自分で考えてください。(笑)

 

私の心に残る映画に「ソフィーの選択」という作品があります。まだ、若きメリル・ストリープさん主演で、内容は、ナチスドイツの時代を背景にしているので、ハッピーエンドの楽しいストーリーではありませんが、ソフィーが、様々な人生の選択をしていくという流れです。

 

全ての子どもたちは、大人になるまでも、大人になっても人生の選択の連続です。その時に、自分で考える癖がついていると、主体的な人生につながっていきますね。親の言葉がけアプローチが大切です。