交通事故

朝起きて、ひょっとしたら、母が生き返っているんじゃないかと声をかけたのですが、安らかな眠りのままですね。母の死が現実を増してきました。今日は、映画「おくりびと」ではありませんが、体をきれいにして、化粧をし旅支度をします。

 

さて、保育園に遊びに来る卒園児の小学1年生は、ランドセルに「交通安全」の黄色のカバーをつけています。通学班で、歩く子どもたちの中では一番目立ちますね。車を運転する大人に、「私は小学1年生ですから、気をつけて走ってください」と訴えているようです。

 

子どもの死因で最も多いのは交通事故です。過去のデータでは、昭和30年代半ばで最も多かったそうです。この頃は、モータリゼーションのはしりの時期で、かつ歩道や交通標識などのインフラが未整備だったためです。

 

現在では、交通事故で命を落とす子どもの数も率も減っているそうですが、傾向性があるようです。過去5年間の年齢別の死亡数を見ると、7歳と15歳で多くなっています。

 

7歳は、ピカピカの小学1年生です。幼稚園でのバス通学、保育園では保護者と一緒だったのが、徒歩通学になり、かつ交通ルールの知識に乏しいためだと言われています。15歳は、高校入学年齢です。こちらは、自転車の遠距離通学が増えるためだと言われています。

 

私の長男は、高校時代は、片道10キロの距離を自転車通学していたので、交通事故については、ハイリスクでした。この春、保育園の職員の息子も、高校入学=自転車通学です。

 

保育園の子どもたちは、ママと一緒に歩いていても、急に道に飛び出してしまう事が多いです。ここは、「死んでしまうんだよ!」と厳しく指導してもらいたいシーンです。小さい子どもたちに、命の大切さを教えるのは、私たち大人の仕事ですね。