2019年の保育園がスタートしました

今日はいい天気になりました。新年の保育がスタートです。屋上遊びでは、正月休みの間になわとびの練習を秘かに行っていた6歳女の子・・・見事に上達し、小学生の先輩に褒められて、ますますやる気満々でした。

 

高校サッカーの影響か、5歳男の子が華麗なドリブルでシュートを放っていました。自転車グループも、それぞれがスピードの限界に挑戦です。今日は、子どもたちの数が少ないので、トップスピードを競っていました。

 

台車カートにタイヤを4つも積んで、力自慢にロープを引く小学生・・・大なわとびも始まりました。一方、チョークでお絵かきに夢中の4歳女の子の素敵な作品が出来上がっていました。

 

お昼寝タイムには、小学生と年長園児を連れて、近くの図書館に行きます。それぞれが、好きな本を持ってきて、静かに読んでいます。電車好きの小学1年生の男の子は、ずいぶんと古い国鉄時代の本を持ってきました。今はない特急列車のページに釘付けです。

 

小学2年生の女の子が、紙芝居を見つけました。すると、「一寸法師」の紙芝居を園児たちに読んでいました。図書館ですので、小声ですが、こんな子どもたちの姿を見ているだけで、うれしくなってきますね。

 

「本を読む」というアナログな行為が、とても大切であることがわかります。頭の中で、色々な事を想像し、考えることができるからです。

 

新しい年号となり、世界はますますAIの時代になっていくでしょう。与えられた目的の中での情報処理は、AIにどんどん任せて、時間を有効に使うとして・・・子どもたちは、「どのような未来を創っていくのか」「どのように社会や人生をより良いものにしていくのか」を自ら考えることが大事になってきます。

 

子どもたちが、学校や社会に対して「何をしてくれるかを求める」のではなく、「自分だったら、何ができるか」を考える人になってもらいたいですね。

 

図書館で、本を読む子どもたちを見ながら、そんなことを考えていました・・・。