毎日のお片付け術

ついに、保育園にインフルエンザが上陸してしまいました。12日の土曜日に、1名が発症し、本日も数名の園児が、インフルエンザの診断を受けてしまいました。近隣の小学校でも、学級閉鎖になったところもあり、毎年のことですが、「かからないで!早く治って!」と祈る日々です。

 

さて、保育園では、朝の会が始まる前の9:30と、ママパパのお迎えが集中する前の17:00に「お片付けタイム」があり、遊具や絵本を子どもたちが片付けます。昨年、教室内のレイアウトを変更しました。テーブル&イスを設置し、収納方法を改善しました。

 

収納ボックスそれぞれに、写真付きで、「でんしゃ」「くるま」「ブロック」などを明記することで、子どもたちのお片付けのスピードが、グッとアップしたのです。

 

ところで、子育てママのあなた・・・子どもの毎日の片付けに、イライラしていませんか?どうやら、「片付け方が子どもたちに定着しない」という悩みが多いようです。働くママにとっては、子どもの片付けに時間がとられることは避けたいですね。

 

解決の糸口は、「散らかっているものを片付けること」ではなく、「子どもが使いやすく片付けやすい仕組みを作ること」に力を注ぐのがいいようです。

 

大げさかもしれませんが、子どもにとって、片付けは、「自分にとって必要なもの、大切なものは何か」を考えることであり、その過程で、判断力・決断力が養われるともいえるのです。

 

「おもちゃ箱」は、人が人生で最初に管理する収納です。子ども心に、自分の気持ちを反映させた収納なら、自分で管理したいという気持ちが芽生えます。しまう場所が決まったら、あとは、「出かける前に片付ける」「寝る前に片付ける」というタイミングのルールを親子で共有することが大切だと言います。

 

お片付けを通じて、子どもが成長すると考えれば、イライラしないで、子どもの自主性に付き合いたいものですね。まぁ~理屈では分かっているのですが・・・。